特許
J-GLOBAL ID:200903051253472404

スクリュ式射出成形装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 阪本 善朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-297575
公開番号(公開出願番号):特開2001-113576
出願日: 1999年10月20日
公開日(公表日): 2001年04月24日
要約:
【要約】【課題】 トーピードの外壁とシリンダヘッドの筒状部の間の微小隙間に溶融樹脂が洩れてトーピードの前後進動作を阻害する等のトラブルを防ぐ。【解決手段】 シリンダヘッド4内をトーピード用直線駆動手段16によって前後進するトーピード7は、中心部に溶融樹脂を蓄積するリザーバ6を有し、リザーバ6を囲む外壁7dの内部には、周方向に間隔をおいて軸方向にのびる複数の内部流路孔8aが設けられる。可塑化工程においてスクリュ2によって供給される溶融樹脂は、トーピード7の後端溝19aを経て各内部流路孔8aを流動し、リザーバ6へ蓄積される。トーピード7の外壁7dとシリンダヘッド4の筒状部4bの間は、溶融樹脂の侵入を防ぐためにピストンリング等によって密封される。
請求項(抜粋):
先端部にシリンダヘッド(4)が着脱自在に固着された加熱シリンダ(1)と、前記シリンダヘッドおよび前記加熱シリンダをそれぞれ加熱するための加熱手段(18)と、前記加熱シリンダ内に回転自在および軸方向へ進退自在に配設されたスクリュ(2)と、前記スクリュの先端部に一体的に設けられたスクリュ溝(2a)の最前部の底面外径とほぼ同じ外径を有するスクリュヘッド(3)と、前記シリンダヘッド内に軸方向へ摺動自在に配設された先端面が円錐状のトーピード(7)と、前記トーピードを軸方向へ進退させるためのトーピード用直線駆動手段(16)を備えたスクリュ式射出成形装置であって、前記トーピードは、前記スクリュヘッドが周方向および軸方向へ摺動自在に嵌挿されるとともに軸方向へ貫通したリザーバ(6)と、前記円錐状の先端面における前記リザーバの開口部周縁をとり囲む部位に設けられたシール部(7c)と、前記リザーバを囲む外壁(7d)の内部で軸方向に延在する内部流路孔(8a)を備え、前記トーピードを後退させて前記シリンダヘッドの円錐状の内壁面(4a)から前記シール部を離間させたときに前記リザーバと前記スクリュの先端部における前記スクリュ溝とが前記内部流路孔を介して連通されるように構成されており、しかも、前記トーピード用直線駆動手段により前記トーピードを前進させて前記シリンダヘッドの円錐状の内壁面に前記シール部を押し付ける押圧力がかかるように構成されていることを特徴とするスクリュ式射出成形装置。
Fターム (9件):
4F206JA07 ,  4F206JD03 ,  4F206JQ26 ,  4F206JQ29 ,  4F206JQ33 ,  4F206JQ34 ,  4F206JQ44 ,  4F206JQ46 ,  4F206JT02

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