特許
J-GLOBAL ID:200903051258231324
セルフドリリングタッピンねじ
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-135678
公開番号(公開出願番号):特開平10-292809
出願日: 1997年04月17日
公開日(公表日): 1998年11月04日
要約:
【要約】【課題】切り粉を円滑に排出するとともに比較的低締付けトルクでのワークへの締付け作業を得るセルフドリリングタッピンねじの提供。【解決手段】脚部3の先端にねじ山5の谷径以上で山径より小さい直径の円柱状で且つ先端が円錐形状のドリル部10を形成し、ドリル部10の先端から脚部3のねじ山5の開始位置まで二条のガイド溝13を形成し、しかも、ねじ山5の開始位置とドリル部10の後端との間にねじ山3の谷径と同様の逃がし溝20を設けたセルフドリリングタッピンねじであるので、切り粉はガイド溝から逃がし溝を通りねじ山の谷まで移動することができ、切り粉が下穴壁面との間で詰まることが皆無になる。また、ドリルねじの締付けトルクが低下し、円滑なねじ締め作業が得られ、作業者の負担が軽減される。更に、ワークに対してねじの頭部座面が確実にワークに接触するからねじ浮き状態の発生も無くなる。
請求項(抜粋):
ねじ山5を形成した脚部3とこの脚部3に一体に形成された頭部2とからなるねじにおいて、脚部3の先端にねじ山5の谷径以上で山径より小さい直径の円柱状で且つ先端が円錐形状のドリル部10を形成し、このドリル部10の先端から脚部3のねじ山5の開始位置まで二条のガイド溝13を形成し、しかも、前記ねじ山5の開始位置とドリル部10の後端との間にねじ山5の谷径と同様の逃がし溝20を形成したことを特徴とするセルフドリリングタッピンねじ。
前のページに戻る