特許
J-GLOBAL ID:200903051264510723

可変形態タービン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 山崎 宏 ,  前田 厚司 ,  仲倉 幸典
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-389476
公開番号(公開出願番号):特開2004-169703
出願日: 2003年11月19日
公開日(公表日): 2004年06月17日
要約:
【課題】 ブレーキング時における有効ブレーキ力の制限を軽減させる可変形態タービンを提供する。【解決手段】 可変形態タービンは環状入口通路6を有し、上記通路6は移動可能壁部材の半径方向の壁7とタービンハウジング3の対向壁9との間に形成される。移動可能壁部材は環状キャビティ内に取付けられる。環状キャビティはハウジング内に設けられる。移動可能壁部材の環状フランジ21と、キャビティの隣接する外側表面21との間に、環状シール26が配置される。入口迂回通路32が、環状フランジ21に設けられ、移動可能壁部材が移動するとき、環状シール26と迂回通路32とが軸方向に相対移動する。上記環状壁部材がハウジング3の上記対向壁9に近接するとき、上記各迂回通路32が排ガスを上記キャビティを通ってタービンホイール12に流すように環状シール26と各迂回通路32とが軸方向に配置されていて、これにより環状入口通路6を迂回させる。【選択図】 図2b
請求項(抜粋):
タービン軸の周りに回転するためにハウジング内で支持されているタービンホイールと、 上記タービンホイールに向かって半径方向内側に延在する環状入口通路とを備え、 上記環状入口通路は、移動可能壁部材の半径方向の壁と上記ハウジングの対向壁との間に形成され、 上記移動可能壁部材は、上記ハウジング内に設けられていると共に内側と外側の環状表面を有する環状キャビティの中に取付けられ、 上記壁部材は、上記環状入口通路の幅を変化させるために、第1と第2の位置の間で軸方向に移動可能であり、 上記第2の軸方向位置は、上記第1の軸方向位置よりも上記ハウジングの上記対向壁に近く、 上記移動可能壁部材は、上記半径方向の壁から上記キャビティの中に軸方向に、上記ハウジングの上記対向壁から遠ざかる方向に延在する第1環状フランジを有し、 第1環状シールが、上記第1環状フランジと、上記隣接する内側または外側のキャビティ環状表面との間に配置され、 上記第1環状シールは、上記第1環状フランジまたは上記隣接するキャビティ環状表面のうちの一方に取付けられ、 1つ以上の入口迂回通路が、上記第1環状フランジと上記隣接する環状キャビティ表面とのうちの他方に設けられて、上記移動可能壁部材が上記第1の位置と第2の位置の間を移動するとき、上記第1環状シールと上記迂回通路とは軸方向に相対的に移動し、 上記環状壁部材が上記第1の位置に在る場合、上記シールは排ガスが上記キャビティを通って流れるのを防止するように、上記移動可能壁部材が上記第2の位置に在る場合、上記各迂回通路は排ガスを上記キャビティを通って上記タービンホイールに流し、これによって上記環状入口通路を迂回させるように、上記第1環状シールと上記各迂回通路とが軸方向に配置されていることを特徴とする可変形態タービン。
IPC (4件):
F02B37/22 ,  F01D17/16 ,  F02B37/18 ,  F02B39/00
FI (4件):
F02B37/12 301N ,  F01D17/16 B ,  F02B39/00 M ,  F02B37/12 301A
Fターム (14件):
3G005EA04 ,  3G005EA15 ,  3G005EA16 ,  3G005FA00 ,  3G005GA01 ,  3G005GB24 ,  3G005GB28 ,  3G005GB69 ,  3G005GB86 ,  3G005GB88 ,  3G005HA00 ,  3G071AB06 ,  3G071BA00 ,  3G071DA00

前のページに戻る