特許
J-GLOBAL ID:200903051267067766

ポリプロピレン成形材料の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平2-404497
公開番号(公開出願番号):特開平5-202152
出願日: 1990年12月20日
公開日(公表日): 1993年08月10日
要約:
【要約】【構成】 一つのブリッジを含む式I【化1】で表されるキラル-メタロセンとアルミノキサンとより成る触媒をプロピレンとコモノマーとの重合に用いる。その重合を二段階で実施し、第1段階で結晶質のポリプロピレンを製造する。【効果】 高い流動性および非常に良好な低温耐衝撃性を持つプロピレンブロックポリマーが高収率で得られる。
請求項(抜粋):
(1)少なくとも95重量% の重合プロピレン含有量の結晶質ポリマー20〜99重量%(2)20〜90重量% のエチレン含有量の非結晶質エチレン-プロピレン-コポリマー1〜80重量%より成るポリプロピレン成形材料を、遷移金属化合物と有機アルミニウム化合物とより成る触媒の存在下に、第1段階でポリマー(1)を0〜100°Cの温度、5〜100 barの圧力のもとで15〜400分の滞留時間にわたって液状プロピレンの状態で1以上の段階において製造しそして第2段階でポリマー(2)をエチレンの存在下に0〜100°Cの温度、5〜49 barの圧力のもとで10〜180分の滞留時間にわたって製造することにより、製造するに当たり、第2段階での重合を、溶液状態または懸濁状態にて式I【化1】〔式中、M1は周期律表の第IVb 、第Vb または第VIb 族の金属であり、R1およびR2は互いに同じか異なり、水素原子、炭素原子数 1〜10のアルキル基、炭素原子数 1〜10のアルコキシ基、炭素原子数 6〜10のアリール基、炭素原子数 6〜10のアリールオキシ基、炭素原子数 2〜10のアルケニル基、炭素原子数 7〜40のアリールアルキル基、炭素原子数 7〜40のアルキルアリール基、炭素原子数 8〜40のアリールアルケニル基またはハロゲン原子であり、R3、R4、R5およびR6は互いに同じか異なり、水素原子、ハロゲン原子、炭素原子数 1〜10のアルキル基、-NR102、-SR10 、-OSiR103、-SiR103 または-PR102であり--但しR10 はハロゲン原子または炭素原子数 1〜10のアルキル基であるか、または何れの場合にもR3、R4、R5またはR6の互いに隣接する二つがそれらと結合する炭素原子と一緒に環を形成し、R7は【化2】=BR11 、=AlR11、-Ge-、-Sn-、 -O-、 -S-、=S=O、=SO2、=NR11 、=CO 、=PR11 または=P(O)R11であり、その際 R11、R12 、 R13、R14 およびR15 は互いに同じか異なり、ハロゲン原子、水素原子、炭素原子数 1〜10のアルキル基、炭素原子数 1〜10のフルオロアルキル基、炭素原子数 6〜10のアリール基、炭素原子数 6〜10のフルオロアリール基、炭素原子数 1〜10のアルコキシ基、炭素原子数 2〜10のアルケニル基、炭素原子数 7〜40のアリールアルキル基、炭素原子数 8〜40のアリールアルケニル基または炭素原子数 7〜40のアルキルアリール基を意味するかまたはR11とR12 または R11とR13 とはいずれの場合にもそれらが結合する原子と一緒に成って環を形成し、M2は珪素、ゲルマニウムまたは錫であり、p は1、2または3であり、R8およびR9は互いに同じか異なり、=CR11R12であり、但し R11およびR12 は上記の意味を有し、m および nは互いに同じか異なっており、0 、1 または 2を意味し、m+n は0、1 または 2である。]で表されるメタロセンである遷移金属化合物および式II【化3】[ 式中、R16 は炭素原子数 1〜6 のアルキル基でありそして qは 2〜50の整数である。]で表される線状の種類および/または式III【化4】[ 式中、R16 および qは上記の意味を有する。]で表される環状の種類の有機アルミニウム化合物を用いて実施することを特徴とする、上記ポリプロピレン成形材料の製造方法。
IPC (7件):
C08F297/08 MRE ,  C08F 4/622 MFG ,  C08F 4/626 MFG ,  C08F 4/646 MFG ,  C08F210/06 MJF ,  C08F210/16 MJM ,  C08L 23/16 LCY

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