特許
J-GLOBAL ID:200903051269739494

防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-315195
公開番号(公開出願番号):特開平10-238587
出願日: 1997年11月17日
公開日(公表日): 1998年09月08日
要約:
【要約】【課題】振動体にて発生する振動が車室内に伝播するのをより確実に抑制することのできる防振装置を提供する。【解決手段】エンジンマウント3は、エンジンに対し取付けられる連結金具11と、車体側に取付けられるホルダ12と、連結金具11及びホルダ12間に設けられ、エンジン1から伝播される振動を主として吸収するためのインシュレータ13と、該インシュレータ13に連続して設けられた防振機構部14とを備える。防振機構部14は、主液室15、オリフィス16、副液室17、平衡室19、空気室21等を備える。平衡室19には、VSV31のオン・オフ切換により、負圧及び大気圧が交互に導入される。平衡室19とVSV31とを連通する連通路23の途中にはサイドブランチ51が設けられており、これにより、脈動の共鳴効果によって、平衡室19内の圧力波形が整形され、滑らかなものとなる。
請求項(抜粋):
振動体に取付けられる連結具、車体側に取付けられるホルダ、前記連結具及びホルダ間に設けられ、前記振動体からの振動を吸収するためのインシュレータ、並びに前記インシュレータに連続して設けられた防振機構部であって、該防振機構部は、前記インシュレータの一部にて自身の壁室が形成され、内部に液体の封入された主液室、前記主液室にオリフィスを介して前記液体が流動するように連結される副液室、及び、前記主液室の一部にダイヤフラムを介して設けられ、自身の室内容積が変化するように形成された平衡室を含むものであることを備えた防振体と、前記平衡室に対し、負圧源から導入される負圧及び大気圧吸入口から導入される大気圧を交互に導入させるよう、前記振動体の振動に同期させるべく求められた要求振動数に基づいて切換作動する切換手段と、前記切換手段を制御する制御手段とを備えた防振装置において、前記切換手段と前記平衡室との間を連通する連通路の途中に、別途の収容空間を設けたことを特徴とする防振装置。
IPC (2件):
F16F 13/26 ,  B60K 5/12
FI (2件):
F16F 13/00 630 D ,  B60K 5/12 F
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 防振装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-290131   出願人:株式会社ブリヂストン

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