特許
J-GLOBAL ID:200903051270723488

油圧アクチユエータの速度・推力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大澤 敬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-272416
公開番号(公開出願番号):特開平5-106607
出願日: 1991年10月21日
公開日(公表日): 1993年04月27日
要約:
【要約】【目的】 制御切換時にハンチング現象が発生せず、各補償要素のゲインも最適に選択できるようにし、動特性を損なうことなく静的な制御精度も向上させる。【構成】 油圧シリンダ21を増幅器23の出力電流によって駆動される三方弁(制御弁)22によって油圧制御する。その油圧シリンダ21の動作速度と推力(圧力)を検出し、速度指令値Vcと速度検出値Vf/b との偏差ΔVを第1の補償要素33を介して増幅器23に入力させて速度制御を行なう第1の閉ループ系と、推力指令値Fcと推力検出値Ff/b との偏差ΔFを第2の補償要素34を介して増幅器23に入力させて推力制御を行なう第2の閉ループ系とを形成すると共に、制御系切換回路35によって、第1の補償要素33の出力Vsと第2の補償要素34の出力Fsのうち値が小さい方の出力を増幅器23に入力させるようにして速度制御と推力制御を切り換える。
請求項(抜粋):
油圧シリンダ,油圧モータ等の油圧アクチュエータと、該油圧アクチュエータに圧油を供給してその動作速度と推力を制御する制御弁と、該制御弁を駆動する増幅器と、前記油圧アクチュエータの動作速度を検出する速度検出手段と、前記油圧アクチュエータの推力を検出する推力検出手段とを備え、速度指令値と前記速度検出手段による速度検出値との偏差を第1の補償要素を介して前記増幅器に入力させて速度制御を行なう第1の閉ループ系と、推力指令値と前記推力検出手段による推力検出値との偏差を第2の補償要素を介して前記増幅器に入力させて推力制御を行なう第2の閉ループ系とを形成すると共に、前記第1の補償要素の出力と前記第2の補償要素の出力のうち値が小さい方の出力を前記増幅器に入力させるようにして前記第1の閉ループ系と第2の閉ループ系とを切り換える制御系切換手段を設けたことを特徴とする油圧アクチュエータの速度・推力制御装置。
IPC (2件):
F15B 11/02 ,  F15B 11/04

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