特許
J-GLOBAL ID:200903051279884573

車両用走行方位検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 和田 成則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-002046
公開番号(公開出願番号):特開平5-034157
出願日: 1988年05月27日
公開日(公表日): 1993年02月09日
要約:
【要約】【目的】 精度良く地磁気センサ2の出力円中心座標値が得られ、しかも補正のために1周旋回走行しなくて済む車両用走行方位検出装置を提供する。【構成】 一定距離走行中において検出される地磁気センサ2とジャイロセンサ3の出力円上の移動量の差を求め、コントローラ4は該差によって車両走行中の周囲の磁場環境の良否を判別する。こうして周囲の磁場環境の良否が判別されると、判別された磁場環境に応じた数の地磁気センサ2の出力値を採取するとともに、これら採取された出力値の平均値データを算出して記憶する。そして、記憶された平均値データに基づいて中心点候補値を算出するが、中心点補正に際しては、周囲の磁場環境等によって定まる中心点候補値算出精度を演算し、この中心点候補値算出精度に基づき中心点補正をする。
請求項(抜粋):
地磁気センサにより検出される地磁気成分を、水平面上で互いに直交する2方向の成分に分解し、両地磁気成分が示す座標位置へ該位置が含まれるべき出力円の中心座標値から向かう方向に基づいて、車両の走行方位を検出する車両用走行方位検出装置において、ジャイロセンサにより走行方位変化量を検出するジャイロ式走行方位変化量検出手段と、一定距離走行中、出力円上において地磁気センサによって検出される出力点移動量と、ジャイロセンサによって検出される出力点移動量の差を求め、該移動量差に基づき周囲の磁場環境の良否を判別する磁場環境判別手段と、上記判別された磁場環境に基づき、地磁気センサ出力値のサンプリングデータ数を算出するサンプリングデータ数算出手段と、上記サンプリングデータの平均値データを複数地点にわたって記憶する平均値データ記憶手段と、上記記憶された複数地点の平均値データから選ばれる2地点の平均値データに基づいて出力円の中心点候補値を算出する中心点候補値算出手段と、上記算出された中心点候補値の算出精度を演算する中心点候補値算出精度演算手段と、上記演算された中心点候補値算出精度に基づき、従来の出力円中心点と上記算出された中心点候補値間に中心点を補正する中心点補正手段と、を有することを特徴とする車両用走行方位検出装置。
IPC (2件):
G01C 17/38 ,  G01C 17/28

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