特許
J-GLOBAL ID:200903051281785914

始動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-264345
公開番号(公開出願番号):特開2000-097140
出願日: 1999年09月17日
公開日(公表日): 2000年04月04日
要約:
【要約】【解決手段】 内燃機関のための、スタータモータ11を備えた始動装置であって、スタータモータの駆動軸13が、遊星歯車伝動装置15を介して、ピニオン付きオーバランニングクラッチの一部を成す連行子に作用接続している。遊星歯車伝動装置15の太陽歯車が遊星歯車28を介してリングギヤ29に作用結合している。リングギヤ29は始動回転方向に抗してロックするフリーホイールリング30内に支承されており、フリーホイールリング自体は始動装置のケーシング10内に固定的に配置されている。リングギヤは遊星歯車支持体25に旋回可能に支承されたフライウエイト45を介して回転数に依存して遊星歯車支持体25に摩擦係合的に結合されることができ、かつ始動回転方向でフリーホイールのロックを解除することができる。【効果】 内燃機関の始動過程が簡単な手段で短縮される。
請求項(抜粋):
内燃機関のための、スタータモータ(11)を備えた始動装置であって、スタータモータの駆動軸(13)が始動装置のケーシング内に受容された伝動装置を介して、軸方向摺動可能な連行子(19)に作用接続しており、この連行子が、連行子の軸方向摺動により内燃機関の歯環と噛み合わされる始動ピニオン(24)とフリーホイール(18)とを備えたオーバランニングクラッチの一部を成しており、前記伝動装置が遊星歯車伝動装置(15)として形成されており、その太陽歯車(14)が、駆動軸(13)の、始動ピニオン(24)に面した側に配置されており、かつリングギヤ(29)と噛み合うその遊星歯車(28)が、遊星歯車支持体(25)に配置されたピンに回転可能に支承されており、この遊星歯車支持体が、被駆動軸(12)の、スタータモータ(11)に面した端部を形成しており、この端部がヘリカルスプラインを介して連行子(19)と作用結合している形式のものにおいて、前記リングギヤ(29)が、ロック可能なフリーホイール(30,37,38)を介してケーシング(10)に対して回転可能であることを特徴とする、内燃機関のための始動装置。
IPC (2件):
F02N 15/06 ,  F02N 15/02
FI (3件):
F02N 15/06 G ,  F02N 15/02 M ,  F02N 15/02 H

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