特許
J-GLOBAL ID:200903051282095903

アクティブフィルタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江原 省吾 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-304479
公開番号(公開出願番号):特開平8-163780
出願日: 1994年12月08日
公開日(公表日): 1996年06月21日
要約:
【要約】【目的】 系統インピーダンスと負荷側コンデンサとによる共振を抑制して母線電圧による高調波電流成分を抑制するアクティブフィルタを提供する。【構成】 負荷電流ILから第1高調波電流成分ILhを検出する高調波電流検出器16と、母線電圧Vsの高調波電圧成分に設定アドミッタンスを乗じて母線電圧Vsと同位相で振幅が比例した第2高調波電流成分Ishを出力する高調波電圧検出器17と、第1高調波電流成分ILhと逆位相の第1補償電流Ian及び上記高調波電圧成分と振幅が比例した第2補償電流Iavを発生する補償電流発生器18と、補償容量定格ILo内の第1高調波電流成分ILhの補償相当分との差分を上記高調波電圧成分による高調波電流成分Isnの補償容量分とするための補償電流指令値を算出して第1高調波電流成分ILhと加算し、補償電流指令値として補償電流発生器18に送出する補償電流分配部19とを具備し、第2補償電流Iavが高調波電圧成分に対し等価抵抗となって共振を抑制する。
請求項(抜粋):
系統母線を介して電源に接続した高調波発生負荷の負荷電流から補償対象となる第1高調波電流成分を検出する高調波電流検出器と、母線電圧に含まれる高調波電圧成分を検出し、その検出値に設定アドミッタンスを乗じて上記検出値と同位相で振幅が比例した第2高調波電流成分を出力する高調波電圧検出器と、相異なる複数次数の高調波電流を発生するインバータを有し、上記第1高調波電流成分と逆位相の第1補償電流、及び上記高調波電圧成分と同位相で振幅が比例した第2補償電流をそれぞれ系統母線に発生する補償電流発生器と、上記第1、第2各高調波電流成分による補償電流指令値演算で高調波補償定格電流と上記第1高調波電流成分との補償電流の差分を上記高調波電圧成分による第2高調波電流成分の補償容量分とするための補償電流指令値として算出し、その算出値と第1高調波電流成分とを加算して補償電流指令値として上記補償電流発生器に送出する補償電流分配部とを具備し、第1補償電流で第1高調波電流成分を打ち消し補償すると共に、第2補償電流が母線電圧の特定高調波電圧成分に対応し発生することで見掛け上特定周波数において等価抵抗となって、系統インピーダンスと負荷側コンデンサとによる共振を抑制し、母線電圧の高調波電圧成分による高調波電流成分を抑制するようにしたことを特徴とするアクティブフィルタ。
IPC (3件):
H02J 3/01 ,  H02J 3/24 ,  H02M 1/12

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