特許
J-GLOBAL ID:200903051287912942

電池材料のX線吸収微細構造測定方法及び該測定用セル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-211498
公開番号(公開出願番号):特開平10-054809
出願日: 1996年08月09日
公開日(公表日): 1998年02月24日
要約:
【要約】【課題】 密閉セル内で活物質の充放電を可能し、充放電量の異なる活物質毎の局所的結晶構造や充放電に伴う構造変化の詳細な測定を簡単且つ正確に行う。【解決手段】 負極板3と正極板4とを絶縁用Oリング5を介して互いに気密接合して各板3,4とOリング5とで囲まれる空間に電解液11の収容部12を形成したセル本体2を備え、正極板4に収容部12に連通するX線透過孔13を形成して該透過孔13に電池材料の正極活物質14を該板4に電気的に導通させた状態で気密に配置し、負極板3に収容部12に連通するX線透過孔19を形成して該透過孔19に導電箔20を該板3に電気的に導通させた状態で気密に配置し、セル本体2を上下方向に向きを変えて載置した際に、各透過孔13,19に浸入した電解液11を下方に流して各透過孔13,19から電解液11を排出する有底逃げ孔26,27を設ける。
請求項(抜粋):
正極プレートと負極プレートとを環状の絶縁用シール部材を介して互いに気密接合して前記正極及び負極の各プレートと前記絶縁用シール部材とで囲まれる空間に電解液の収容部を形成し、前記正極プレート及び負極プレートの内のいずれか一方のプレートに前記収容部に連通する第1のX線透過孔を形成して該第1のX線透過孔に電池材料の活物質を該プレートに電気的に導通させた状態で気密に配置すると共に、他方のプレートに前記収容部に連通する第2のX線透過孔を形成して該第2のX線透過孔に箔を気密に配置したX線吸収微細構造測定用セルを用意し、前記収容部に収容された電解液が前記第1及び第2のX線透過孔に浸入した状態で前記正極及び負極のプレートに電流を流して前記活物質を充放電し、次いで、前記第1及び第2のX線透過孔から電解液を排出した状態で該第1及び第2のX線透過孔にX線を透過して前記活物質の構造を測定することを特徴とする電池材料のX線吸収微細構造測定方法。
IPC (4件):
G01N 23/20 ,  G01N 1/28 ,  G01N 21/03 ,  G01N 23/06
FI (4件):
G01N 23/20 ,  G01N 21/03 Z ,  G01N 23/06 ,  G01N 1/28 W

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