特許
J-GLOBAL ID:200903051289000363

有機液体物質による土壌の汚染を検出する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮本 晴視
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-139654
公開番号(公開出願番号):特開2003-329625
出願日: 2002年05月15日
公開日(公表日): 2003年11月19日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 有機汚染物質の非飽和系での検出手法、すなわち、有機汚染物質の漏洩地点近傍で監視可能な手法の提供。【解決手段】 双極熱パルス法による体積熱容量の測定と、時間域反射法による電磁波の反射特性から比誘電率ε及び電気伝導度σの測定との組み合わせた測定ができる2線以上のプローブ針を持つプローブを用いて、既知の汚染物濃度及び土壌水分量θの標準土壌の試料の前記各特性をほぼ同時的に測定し、土壌水分量θと体積熱容量との相関、土壌水分量θと比誘電率εとの相関、及び土壌水分量θと電気伝導度σとの相関を作製し、土壌水分量θを検出し、該検出した土壌水分量θと原位置被測定土壌の電気伝導度σとに相当する点を土壌水分量θと電気伝導度σとの相関中にプロットして、該プロットの最も近接する土壌水分量θと電気伝導度σとの相関における水分中の汚染物濃度から原位置被測定土壌中の汚染物の存在及び汚染物の濃度Cを検出する。
請求項(抜粋):
双極熱パルス法による体積熱容量ρC(J/m3/K)の測定と、時間域反射法(TDR法)による電磁波の反射特性から比誘電率ε及び電気伝導度σの測定との組み合わせた測定ができる2線以上のプローブ針を持つプローブを用いて、既知の汚染物濃度及び土壌水分量θの標準土壌の試料の前記各特性をほぼ同時的に測定し、土壌水分量θと体積熱容量ρC(J/m3/K)との相関、土壌水分量θと比誘電率εとの相関、及び土壌水分量θと電気伝導度σとの相関を作製し、原位置被測定土壌の体積熱容量ρC(J/m3/K)又は/及び比誘電率εの測定値から土壌水分量θ(この水分量は、水分中に汚染物がある場合はそれを含めた値である)を検出し、該検出した土壌水分量θと原位置被測定土壌の電気伝導度σとに相当する点を前記標準土壌の試料を用いて作成した土壌水分量θと電気伝導度σとの相関中にプロットして、該プロットの最も近接する土壌水分量θと電気伝導度σとの相関における水分中の汚染物濃度から原位置被測定土壌中の汚染物の存在及び汚染物の濃度Cを検出することを特徴とする有機液体物質による土壌の汚染を検出する方法。
IPC (3件):
G01N 25/18 ,  G01N 22/00 ,  G01N 22/04
FI (3件):
G01N 25/18 J ,  G01N 22/00 Y ,  G01N 22/04 Z
Fターム (14件):
2G040AA03 ,  2G040AB05 ,  2G040AB08 ,  2G040BA03 ,  2G040BA29 ,  2G040CA02 ,  2G040DA02 ,  2G040DA03 ,  2G040DA12 ,  2G040EA02 ,  2G040EC02 ,  2G040HA16 ,  2G040ZA01 ,  2G040ZA05
引用特許:
出願人引用 (4件)
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引用文献:
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