特許
J-GLOBAL ID:200903051291288153

工具脱落防止装置及びこれを備えた工作機械

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村上 智司 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-090724
公開番号(公開出願番号):特開2000-280140
出願日: 1999年03月31日
公開日(公表日): 2000年10月10日
要約:
【要約】【課題】装着工具の芯ずれやアンバランスをいち早く検出し、工具が主軸から脱落するのを防止することができる装置を提供する。【解決手段】主軸6aの振動状態を検出する振動検出手段8と、振動検出手段8により検出された、主軸6aの回転開始から定速状態に至るまでの間の振動信号を受信して処理し、得られた振動データを予め設定された限界振動値と比較して、振動データが限界振動値を超えない場合には正常信号を出力し、振動データが限界振動値以上である場合には異常信号を出力する振動判定手段16と、振動判定手段16から出力された異常信号を受信して主軸駆動手段13に回転停止指令を出力する脱落防止制御手段12とを設ける。主軸6aの回転立ち上がり時の振動状態を判別することができるので、アンバランスにより工具Tが主軸6aから脱落するといった問題が生じるのを未然に防止することができる。
請求項(抜粋):
工作機械の主軸に装着された工具が、主軸駆動手段により駆動され、回転している前記主軸から脱落するのを防止する装置であって、前記主軸の振動状態を検出する振動検出手段と、該振動検出手段により検出された、前記主軸の回転開始から定速状態に至るまでの間の振動信号を受信して処理し、得られた振動データを予め設定された限界振動値と比較して、前記振動データが限界振動値を超えない場合には正常信号を出力し、前記振動データが限界振動値以上である場合には異常信号を出力する振動判定手段と、該振動判定手段から出力された異常信号を受信して前記主軸駆動手段に回転停止指令を出力する脱落防止制御手段とを設けて構成したことを特徴とする工具脱落防止装置。
IPC (3件):
B23Q 17/12 ,  B23Q 5/04 530 ,  B23Q 5/58
FI (3件):
B23Q 17/12 ,  B23Q 5/04 530 G ,  B23Q 5/58 Z
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-035952

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