特許
J-GLOBAL ID:200903051292898508

ガスジェットチャンバのシール装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-246780
公開番号(公開出願番号):特開平6-093342
出願日: 1992年09月16日
公開日(公表日): 1994年04月05日
要約:
【要約】【目的】 分離されたハースロール室と冷却室との間で,通板されるストリップの表面に沿って発生する冷却ガスの板面気流及びそれに伴う循環流を制限して,ハースロールのサーマルクラウンを防止するための加熱ヒータの加熱効率を向上し、省エネルギーと歩留りの向上とを実現するシール装置を提供する。【構成】 冷却帯5内に分離形成されたロール室13と冷却室12aとをストリップ通路19で連通し、冷却ガスチャンバ室11の上方に,冷却ガスBの運動エネルギによって発生する板面気流Dと逆向きの逆流ガスEを噴射する逆流ガスジェットノズル7を,通板されるストリップAの両表面に対向して設置し、更にこの逆流ガスから漏れた板層流に対しては,前記逆流ガスジェットノズル7の上方の冷却室12a内に空間8を形成して排気口16からの側方排気の負圧により排気気流が生じる構成とした。また、前記空間8の上方にシールロール9を配設した。
請求項(抜粋):
送給ロールを介して通板される薄金属板の少なくとも一方の表面に気体噴射装置から気体を吹付けて該金属板を加熱又は冷却し、前記送給ロールと気体噴射装置との夫々をロール室と加熱又は冷却室とに分離し、前記薄金属板に吹付けられた気体が、該金属板の表面に沿って生じる気流によってロール室内側に流入するのを制限することを必要とする薄金属板の加熱又は冷却装置にあって、前記金属板の表面に沿って生じる気流と対向する方向に逆流気体を噴射する逆流気体噴射装置を通板される薄金属板の少なくとも一方の表面に対向して設置し、前記気体噴射装置に対して逆流気体噴射装置の外側の加熱又は冷却室内に前記噴射気体を逃がすための空間を設けたことを特徴とするガスジェットチャンバのシール装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭48-000212

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