特許
J-GLOBAL ID:200903051295883307

路面縦断プロファイルの測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡邊 功二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-190741
公開番号(公開出願番号):特開2003-004440
出願日: 2001年06月25日
公開日(公表日): 2003年01月08日
要約:
【要約】【課題】 道路の縦方向の路面の平坦度を簡易にかつ精度よく計測できる路面縦断プロファイルの測定方法を提供する。【解決手段】 測定ブロック10の第1及び第2連結棒14,15が真直状態での第1ローラ11及び第3ローラ13の中心間寸法を基準距離として、基準距離を複数点に分割した複数の計測位置を決める。測定ブロックが路面の縦方向に基準距離を通るときに第3ローラが計測位置を順次移動する毎に、各計測位置にて第1及び第2連結棒のなす変位角度をロータリエンコーダにより検出する。変位角度検出値と測定ブロックが直前の計測位置に在るときの測定ブロックにおける各計測位置での既知の高さデータとに基づいて、無限インパルス応答フィルタ演算法を用いて計測位置での路面の高さデータが算出される。これにより、基準距離の単位路面プロファイルが求められ、これを集積することにより路面の縦断プロファイルが得られる。
請求項(抜粋):
測定車両を縦方向に道路上を移動させて路面の縦方向の凹凸状態を計測する路面縦断プロファイルの測定方法であって、同一直線上に所定間隔を隔ててかつ回転方向を同一直線方向に合わせて円盤状の第1ローラ、第2ローラ及び第3ローラを配設し、前記第1及び第2ローラの各回転軸に取り付けられて該第1及び第2ローラを回転自在に連結する第1連結棒と、前記第2及び第3ローラの各回転軸に取り付けられて該第2及び第3ローラを回転自在に連結する第2連結棒と、前記ローラの移動距離を測定する距離測定手段と、前記第1連結棒と前記第2連結棒が互いに真直な状態から回動したときの変位角度を検出する角度検出手段とを設けてなる測定ブロックを用い、該測定ブロックを前記測定車両に連結部材によって路面に向けて付勢するように弾性的に取付け、前記第1及び第2連結棒が真直状態での前記第1ローラ及び第3ローラの中心間寸法を基準距離として、該基準距離を複数点に分割した複数の計測位置を決め、前記測定ブロックが路面の縦方向に前記基準距離を通るときに進行方向先頭のローラが前記計測位置に順次到達する毎に、各計測位置にて前記第1及び第2連結棒のなす変位角度を前記角度検出手段により検出し、該角度検出手段による変位角度検出値と前記測定ブロックが直前の計測位置に在るときの該測定ブロックにおける各計測位置での既知の高さデータとに基づいてフィルタ演算手法を用いて各計測位置での路面の高さデータを算出することにより該基準距離の単位路面プロファイルを求め、路面の縦方向全体にわたって連続した単位路面プロファイルを集積することにより路面の縦断プロファイルを作成するようにすることを特徴とする路面縦断プロファイルの測定方法。
IPC (4件):
G01B 21/30 101 ,  G01B 21/00 ,  G01B 21/20 ,  G01B 21/22
FI (4件):
G01B 21/30 101 F ,  G01B 21/00 C ,  G01B 21/20 Z ,  G01B 21/22
Fターム (9件):
2F069AA06 ,  2F069AA61 ,  2F069AA71 ,  2F069BB24 ,  2F069GG01 ,  2F069GG59 ,  2F069HH15 ,  2F069NN00 ,  2F069NN07
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 路面の平坦度測定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-051994   出願人:積水化学工業株式会社
  • 特許第4858329号
  • 特許第6035542号

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