特許
J-GLOBAL ID:200903051303488803

ワークの形状寸法測定方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-291159
公開番号(公開出願番号):特開平11-123635
出願日: 1997年10月23日
公開日(公表日): 1999年05月11日
要約:
【要約】【課題】 ワークの形状寸法の測定を主軸に装着した測定方向で異なる押代を呈する測定ヘッドの測定子を用いて高精度に行えるようにする。【解決手段】 主軸9に装着した測定ヘッド10の測定子11の法線方向に応じた押代を既知半径Rの校正球等の校正手段により押代データテーブルとして求める。次に、ワークWの複数の測定目標点Pを測定子11で測定開始点から法線方向に接近動作させ、各目標点の三次元座標値を検出し、さらに、押代データテーブルより選定した複数の押代PLnから演算により測定時の法線方向における押代PLを求め、検出した測定目標点Pの三次元座標値をその押代PLで補正することによって、高精度なワークWの形状寸法の測定を行う構成とした。
請求項(抜粋):
ワークの表面の座標値を主軸に装着した測定ヘッドの測定子によって測定するワークの形状寸法測定方法において、既知寸法を有した所定の校正手段の複数の校正用測定点へ向かう各法線方向に沿って前記測定ヘッドの測定子を漸近移動させることにより前記測定子の各法線方向での押代Lnを求め、前記求めた測定ヘッドの測定子の各法線方向での押代PLnを前記各法線方向と対応付けて記憶し、前記ワークの測定点の位置及び前記測定点に対応した測定開始点の位置への移動指令を含んで予め作成された測定手順に基づいて、前記主軸と前記ワークとを相対移動させ、前記測定ヘッドの測定子を前記測定開始点へ位置決めし、前記測定ヘッドの測定子を前記測定開始点から前記測定点へ向かう法線方向に沿って漸近移動させ、該測定点における測定信号を受信したときの前記測定点の座標値(x,y,z)を検出して、取り込み、前記測定点の近傍の複数の法線方向を選定し、該選定した複数の法線方向に対応する複数の押代から演算により前記ワークの測定時の法線方向に応じた押代PLを求め、前記取り込まれた測定点の座標値(x,y,z)に対して前記求めた押代PLにより補正をした前記測定点の座標値(Hx,Hy,Hz)を求め、前記補正された測定点の座標値(Hx,Hy,Hz)から前記ワークの形状寸法の測定値を演算する、ことを特徴としたワークの形状寸法測定方法。
IPC (2件):
B23Q 17/20 ,  G01B 21/00
FI (2件):
B23Q 17/20 A ,  G01B 21/00 B
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-063664
  • 特開平4-063664
  • 特開平2-044207

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