特許
J-GLOBAL ID:200903051304518757
グリーストラップに対する活性バクテリア供給システム
発明者:
出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
塚本 大三郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-100704
公開番号(公開出願番号):特開平7-284794
出願日: 1994年04月14日
公開日(公表日): 1995年10月31日
要約:
【要約】【目的】 従来調理場等の排水中の油脂分はグリーストラップで浮上分離され、固化した後に人手によって除去されていた。また好気性バクテリアによる分解処理も行われていたが、気温が低くなるとバクテリアの活性がにぶり、堆積した油脂が雨季、初夏から夏にかけて嫌気性バクテリアによる分解ガスによって悪臭を発するという欠点があるので、これを改善する。【構成】 バクテリアが増殖、活性化するに最適な気温その他の条件を完備したバクテリア活性槽を設け、そこで増殖活性化したバクテリアの濃厚な水溶液をグリーストラップに送るようにした。
請求項(抜粋):
下記(a) 〜(f) の要素から構成されているグリーストラップに対する活性バクテリア供給システム。(a) 仕切板によって、複数個の区画に区分されており、入口が調理場等の排水源に接続し、出口が排水処理施設等に接続し、排水中に含有されている油脂分を浮上分離するグリーストラップ。(b) 内部に定温装置によって一定温度に保持されている温水を収納し、温水中に浸漬され、細孔等によって温水と連通しているているバクテリア収納槽を具えたバクテリア活性槽。(c) 前記バクテリア活性槽の温水中及び前記グリーストラップの各区画の排水中に取付けられている多数の細孔を有する散気管と、該散気管に接続するブロワーとからなるエアレーション装置。(d) 吸込み口が前記バクテリア活性槽に接続し、吐出し口が前記グリーストラップの入口又は前記複数個の区画の水面部分に接続している活性バクテリア供給ポンプ。(e) バクテリア活性剤容器と、吸込み口が前記バクテリア活性剤容器に接続し、吐出し口が前記バクテリア活性槽に接続している活性剤移送用定容量ポンプ。(f) 前記バクテリア活性槽の温水の温度を検出し、それに基づいて前記定温装置の加熱源の調節を行う制御機構と、前記グリーストラップ内に前記バクテリア活性槽内の温水を適時に適量供給するように前記活性バクテリア供給ポンプの運転を調節する制御機構と、前記バクテリア活性槽内にバクテリア活性剤を適時に適量供給するように前記活性剤移送用定容量ポンプの運転を調節する制御機構とを有する制御装置。
IPC (3件):
C02F 3/12 ZAB
, C02F 1/40 ZAB
, C02F 3/20 ZAB
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