特許
J-GLOBAL ID:200903051307336617

成層燃焼内燃機関の燃料噴射制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-239472
公開番号(公開出願番号):特開平10-148150
出願日: 1997年09月04日
公開日(公表日): 1998年06月02日
要約:
【要約】【課題】負圧に基づいて制動力を確保するブレーキブースタを備えた成層燃焼内燃機関において、ブレーキブースタの作動を損なうことなく、機関状態の安定化を図る。【解決手段】エンジン1の第1吸気弁6a及び第2吸気弁6b近傍のシリンダヘッド4内壁面周辺部には燃料噴射弁11が配置され、燃料噴射弁11からの燃料は、直接的に気筒1a内に噴射される。また、電子制御式のスロットル弁23よりも下流側の吸気ダクト20に対し、車両の制動力を確保するためのブレーキブースタ71が設けられる。電子制御装置(ECU)30は、ブレーキブースタ71の作動のための負圧を確保する必要性があると判断した場合、スロットル弁23の開度を閉じ込み量の分だけ絞る。また、上記制御が実行される際に、最終的な目標噴射量を、基本噴射量に対し燃料増量の分だけ増大させたものとする。
請求項(抜粋):
成層燃焼を行うべく、内燃機関の気筒内に燃料を供給しうる燃料噴射手段と、前記内燃機関の吸気通路内の負圧に基づいて制動力を確保するブレーキブースタと、前記ブレーキブースタに導入される負圧を発生させるための負圧発生手段と、前記ブレーキブースタに作用する圧力を検出するための圧力検出手段と、少なくとも前記内燃機関の定常運転状態時において、前記圧力検出手段の検出結果に基づく、前記ブレーキブースタに導入される負圧が不足している場合に、前記負圧発生手段の動作を制御して、負圧の発生量を増大せしめる負圧発生制御手段と、前記負圧発生制御手段により前記負圧発生手段の動作が制御される際に、当該負圧発生手段の作動量に応じて前記燃料噴射手段から噴射される燃料噴射量を増加させる燃料噴射制御手段とを備えたことを特徴とする成層燃焼内燃機関の燃料噴射制御装置。
IPC (10件):
F02D 41/02 330 ,  F02D 41/02 310 ,  B60T 13/66 ,  B60T 17/00 ,  F02D 9/02 ,  F02D 21/08 301 ,  F02D 41/04 330 ,  F02D 43/00 301 ,  F02D 43/00 ,  F02D 45/00 364
FI (12件):
F02D 41/02 330 F ,  F02D 41/02 310 A ,  B60T 13/66 Z ,  B60T 17/00 C ,  F02D 9/02 R ,  F02D 21/08 301 C ,  F02D 41/04 330 Z ,  F02D 43/00 301 K ,  F02D 43/00 301 L ,  F02D 43/00 301 H ,  F02D 43/00 301 N ,  F02D 45/00 364 F
引用特許:
審査官引用 (1件)

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