特許
J-GLOBAL ID:200903051312853530

積層型エバポレータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-366692
公開番号(公開出願番号):特開2000-193343
出願日: 1998年12月24日
公開日(公表日): 2000年07月14日
要約:
【要約】【課題】 スーパーヒート領域を十分に確保すると共に、偏流を生じにくくして、しかもコア部2aを通過する空気を十分に均一に冷却する。【解決手段】 互いに同一の内部構造を有する、複数の第一、第二素子8、10を、裏表方向を互いに異ならせつつ、交互に1個ずつフィンを介して重ね合わせる事によりコア部2aを構成する。上記各第一素子8、8内の上流側流路19a、19aと、上記各第二素子10、10内の下流側流路19b、19bとは、一方のサイドタンクの内部に設けた、断面積の大きなサイドタンク流路14aを介して通じさせる。上記各第一素子8、8内の上流側流路19a、19aを冷媒が通過する過程で生じた偏流は、上記サイドタンク流路14a内で解消される。
請求項(抜粋):
それぞれの片面に凹部を形成した金属板を2枚1組とし、互いの凹部同士を対向させた状態で最中状に重ね合わせて互いに気密且つ液密に接合する事により、内部に扁平な流路を有する素子とし、複数の素子を、隣り合う素子同士の間にフィンを設けた状態で重ね合わせる事により構成したコア部を有し、このコア部を構成する上記各素子の内部に冷媒を流通させると共に、これら各素子の外部に空気調和用の空気を、上記コア部の厚さ方向に通過させる状態で使用する積層型エバポレータに於いて、上記コア部は、幅方向端部に設けられた、内部にサイドタンク流路を有するサイドタンクを備え、上下又は裏表の方向を互いに同じとした第一素子と、この第一素子と同じ内部構造を有し、上下又は裏表の方向を、この第一素子の上下又は裏表の方向と異ならせた第二素子とを、フィンを介して交互に幅方向に重ね合わせて成り、上記第一素子の内部に設けた流路と上記第二素子の内部に設けた流路とを、上記サイドタンク流路を介して通じさせると共に、このサイドタンク流路の断面積を、このサイドタンク流路の上流端直前に存在する複数の素子の内部に設けた流路の断面積の総和以上とした事を特徴とする積層型エバポレータ。
IPC (3件):
F25B 39/02 ,  F28D 1/03 ,  F28F 3/08 311
FI (4件):
F25B 39/02 C ,  F25B 39/02 W ,  F28D 1/03 ,  F28F 3/08 311
Fターム (10件):
3L103AA09 ,  3L103AA18 ,  3L103BB38 ,  3L103CC18 ,  3L103CC22 ,  3L103DD15 ,  3L103DD54 ,  3L103DD55 ,  3L103DD57 ,  3L103DD58
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平3-070946
  • 冷媒蒸発器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-185311   出願人:株式会社デンソー
  • 特開平2-238271
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