特許
J-GLOBAL ID:200903051319825559

車両用収納装置の飛び出し防止構造

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-183450
公開番号(公開出願番号):特開平9-002158
出願日: 1995年06月26日
公開日(公表日): 1997年01月07日
要約:
【要約】【目的】 車両特有の慣性力などによってハートカムロックが不測に解除されることを防止する。【構成】 本体2をリテーナ1に収納した状態で、かつ、ストッパ30が復帰手段であるコイルスプリング40によって復帰状態にあるときには、本体2に慣性力などの不測の外力が加わってもリテーナ1に設けられた規制部材26と本体側に設けられたストッパ30の係合部33とが当たり、本体2がリテーナ1に入り込もうとするのが阻止される。
請求項(抜粋):
車体側に固定されるリテーナと、該リテーナに対して出し入れ自在に保持される本体と、該本体をリテーナから飛び出す方向に付勢する付勢手段と、該付勢手段に抗して前記リテーナに本体を押し入れることで、リテーナに対し本体を収納状態にロックし、ロック状態から更に押し入れることでロック解除を行い、前記付勢手段により本体をリテーナから飛び出し可能とするハートカムロック機構と、前記本体をリテーナに押し入れるときに押圧する本体のドア部を覆う操作部と該操作部に連動する係合部とから構成されると共に本体に対し移動可能に設けられるストッパと、該ストッパの操作部をドア部から常時離隔復帰させる復帰手段と、本体がリテーナに収納され、かつ、ストッパの復帰状態で前記ストッパの係合部と当接係合して、ストッパと一体になった本体のリテーナ奥側への移動を規制するリテーナに設けられる規制部材とを備え、本体がリテーナに収納された状態で、かつ、ストッパが復帰位置にある状態では係合部と規制部材とが当接係合しリテーナに対する本体の押し込みが規制されハートカムロック機構のロック解除が行われるのを防止することを特徴とする車両用収納装置の飛び出し防止構造。

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