特許
J-GLOBAL ID:200903051320906120

気体圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 和田 成則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-231066
公開番号(公開出願番号):特開2002-048081
出願日: 2000年07月31日
公開日(公表日): 2002年02月15日
要約:
【要約】【課題】 吸入行程初期のベーン背圧を減らして、動力損失を低減する。【解決手段】 ベーン溝3の進行方向先端がシリンダ室1aの短径円弧面18を通過した直後の位置で、ベーン溝3の底部の背圧室5を吸入室14に連通させる吸入室連通孔31を設け、この連通により背圧室圧力を下げる。ベーン4が更に先に進むと背圧室5が吸入室連通孔31から離れて吸入室連通孔31は閉じられ、直ちに背圧流体入口15に連通して背圧室圧力は元に戻る。
請求項(抜粋):
前後をサイドブロックで塞がれてシリンダブロック内に形成されたシリンダ室と、このシリンダ室内にあって、上記サイドブロックに両側面を摺接しながら回動するロータと、このロータにほぼ放射状に刻設されたベーン溝と、このベーン溝に摺動自在に出没して、先端が上記シリンダ室の内筒面に摺接するベーンと、上記ベーン溝底部に形成され、加圧された流体を導入してベーンをシリンダの内筒面に付勢する背圧室と、上記ベーンにより上記シリンダ室を分割して形成された圧縮室とを有し、上記ロータの回動に伴い圧縮室の容積を増減させて、シリンダ室に開口する吸入穴から吸入室内の気体を吸入し、圧縮室内で上記気体を圧縮し、シリンダ室に開口する吐出穴から吐出室へ圧縮した圧縮気体を吐出する気体圧縮機において、サイドブロックのロータとの摺接面に開口して、背圧室と吸入室とを連通する吸入室連通孔が設けられ、この吸入室連通孔の上記開口する位置が、ロータの回動に伴い進行するベーン溝の進行方向前側がシリンダ室の短径円弧面を通過した直後の角度位置において、該ベーン溝の背圧室と開口が連通開始する位置となっていることを特徴とする気体圧縮機。
Fターム (10件):
3H040AA09 ,  3H040BB05 ,  3H040BB14 ,  3H040CC05 ,  3H040CC10 ,  3H040CC14 ,  3H040CC19 ,  3H040DD08 ,  3H040DD19 ,  3H040DD27

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