特許
J-GLOBAL ID:200903051340595539

成形加工性に優れ、塗装焼付け硬化性を有し、かつ幅方向の塗装焼付け硬化性の変動の少ない冷延鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大関 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-338007
公開番号(公開出願番号):特開平7-188771
出願日: 1993年12月28日
公開日(公表日): 1995年07月25日
要約:
【要約】【目的】 優れた成形加工性および高焼付け硬化特性を有し、かつ幅方向の焼付け硬化性の変動の少ない冷延鋼板の製造方法を提供する。【構成】 極低C、N鋼に原子量比でCに対して特定量のNbと、Nに対しほぼ等量のTiを添加し、さらにSi、Mn、Pを特定条件下で添加した鋼を、特定の熱延条件、冷延条件および特定の設備を有する連続焼鈍焼ラインで処理する。必要に応じてBまたはCrの1種または2種を添加することができる。【効果】 自動車用パネルに適した加工性と耐デント特性を具備し、かつ幅方向の塗装焼付け硬化性の変動が少ない冷延鋼板を低コストで製造できる。
請求項(抜粋):
C:0.0010〜0.0030%、N:0.0030%以下、Si:0.2%以下、Mn:0.02〜0.3%、P:0.03%以下、S:0.01%以下、酸可溶Al:0.005〜0.07%、Nb:0.03%以下でかつNb/C(原子量比)の値を0.7〜1.3、Ti:24/14N(%)〜72/14N(%)を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる鋼をAr3 変態点以上の仕上終了温度で熱延し、熱延後2秒以内に急冷を行い、650〜770°Cで巻取り、続いて72〜92%の冷延率で冷間圧延した後、気水冷却設備を有する連続焼鈍設備にて焼鈍を行うにあたり、830〜880°Cで20秒以上焼鈍の後、670°C超までを3〜15°C/秒の冷却速度で冷却し、670°C以下を30°C/秒以上の冷却速度で冷却し、続いてスキンパスを伸び率0.8〜1.5%で行うことを特徴とする成形性に優れ、塗装焼付け硬化性を有し、かつ幅方向の塗装焼付け硬化性の変動の少ない冷延鋼板の製造方法。
IPC (4件):
C21D 9/46 ,  C21D 8/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14

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