特許
J-GLOBAL ID:200903051344638500

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 和田 肇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-179591
公開番号(公開出願番号):特開平11-347079
出願日: 1998年06月11日
公開日(公表日): 1999年12月21日
要約:
【要約】【課題】 装飾性を維持し、生産性を高めてコストダウンを図り、燃焼時における公害問題の発生を防止し、かつ、資源のリサイクルないし有効利用化に貢献し得る柩を提供する。【解決手段】 古紙及び間伐材その他の木製廃材を粉砕した粉砕物とポリプロピレンやポリエチレン等の熱可塑性樹脂を混合した混合材を加熱・加圧して板状に形成する。この板状体21の両面又は一方の面に天然繊維又は燃焼時の発熱量が少なく、かつ、大気汚染物質の発生量が少ない化学繊維よりなる短繊維24を静電植毛法により植毛する。前記板状体21を成形機で所定の形状、かつ、所望部位に任意の模様22を施して蓋体2を成形する。前記接着剤23は澱粉糊或いは澱粉糊を主成分としてなる。
請求項(抜粋):
柩本体と、この本体の開口上端部に嵌合載置する蓋体からなり、前記蓋体は古紙及び間伐材その他の木製廃材を粉砕した粉砕物と熱可塑性樹脂を混合した混合材を加熱・加圧して板状に形成した板状体を、成形機により所定の形状で、かつ、所望部位に任意の模様を施して成形され、前記蓋体の外側及び内側の両面又は少なくとも外側面には短繊維が植毛され、前記熱可塑性樹脂は燃焼時の発熱量が少なく、かつ、大気汚染物質の発生量が少ない熱可塑性樹脂で構成され、前記短繊維を植毛する接着剤は燃焼時の発熱量が少なく、かつ、大気汚染物質の発生量が少ない素材を主成分とする接着剤で構成され、前記短繊維は天然繊維又は燃焼時の発熱量が少なく、かつ、大気汚染物質の発生量が少ない化学繊維で構成されていることを特徴とする柩。

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