特許
J-GLOBAL ID:200903051346143192

光ファイバケーブル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 広志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-319486
公開番号(公開出願番号):特開平8-152545
出願日: 1994年11月30日
公開日(公表日): 1996年06月11日
要約:
【要約】【構成】 溝付きスペーサ11のSZらせん型の溝13内にテープ状光ファイバ心線15を収納した。溝13の底面が断面半円形状。テープ状光ファイバ心線15が、溝の反転部間中央部ではテープ面を溝底に向けて、溝の反転部ではテープ側縁を溝底に向けて、溝13に収納されている。テープ状光ファイバ心線の幅をW、厚さをT、積層枚数をNとしたとき、溝の幅Bと深さDを{W2 +(NT)}1/2 より大きくした。【効果】 テープ状光ファイバ心線に加わる、捻じりと、主としてテープ側縁を湾曲させる方向の曲げを小さくできる。溝内でテープ状光ファイバ心線の向きが無理なく滑らかに変えられる。このためテープ状光ファイバ心線の伝送ロスを十分小さく抑えることができる。
請求項(抜粋):
外周にらせん方向が周期的に反転するSZらせん型の溝を有する溝付きスペーサと、その溝付きスペーサの溝の中に収納されたテープ状光ファイバ心線とを備えた光ファイバケーブルにおいて、溝付きスペーサの溝の反転角(溝の1つの反転部から次の反転部までの溝付きスペーサ周方向における回転角)θが180°以上であり、溝付きスペーサの溝底の断面が半円状になっており、テープ状光ファイバ心線が、溝の反転部間中央部(溝の1つの反転部から次の反転部までの間の中央部)ではテープ面を溝底に向けた状態で、溝の反転部ではテープ面を溝底に向けたまま溝に収納したと仮定したときに反転部の溝の曲がりの内側に位置する方のテープ側縁を溝底に向けた状態で、溝に収納されており、テープ状光ファイバ心線の幅をW、厚さをT、積層枚数をN(N≧1)としたとき、溝付きスペーサの溝の幅Bおよび深さDがそれぞれ次式を満足する、【数1】B、D≧{W2 +(NT)2 }1/2ことを特徴とする光ファイバケーブル。

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