特許
J-GLOBAL ID:200903051351995814

イチゴ培養細胞を用いたアントシアニンの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-288101
公開番号(公開出願番号):特開平5-153994
出願日: 1991年11月01日
公開日(公表日): 1993年06月22日
要約:
【要約】【構成】 イチゴから得られた細胞を固体培地で培養してカルス化する工程と、カルス細胞を照度3000Lux以下の光条件下で液体培養する工程と、照度3000Lux以上の光条件下で培養し培養細胞内にアントシアニンを生成させる工程と、培養細胞からアントシアニンを抽出する工程とを具備した製造方法におけるアントシアニン生成工程で、リボフラビン添加液体培地または糖濃度を3〜15%としたリボフラビン添加液体培地を用いるアントシアニンの製造方法。【効果】 アントシアニン生成工程でこれら培地を用いることにより、通常の液体培地で培養した場合と比べ、アントシアニン生産量を大幅に増加させることができるとともに、短期間の培養で大量のアントシアニンを生産することができるので、アントシアニンの生産効率を大幅に高めることができる。
請求項(抜粋):
イチゴから得られた細胞をオーキシンあるいはオーキシンとサイトカイニンとを添加した固体培地で培養してカルスを形成する工程と、次いでカルス細胞をオーキシンあるいはオーキシンとサイトカイニンとを添加した液体培地を用い、照度3000Lux以下の光条件下で培養する工程と、次いで培養細胞を照度3000Lux以上の光条件下で培養し培養細胞内にアントシアニンを生成させる工程と、次いで得られた培養細胞からアントシアニンを抽出する工程とを具備したアントシアニンの製造方法であって、前記培養細胞内にアントシアニンを生成させる工程で、リボフラビンを添加した液体培地を用いて培養細胞の培養を行うことを特徴とするイチゴ培養細胞を用いたアントシアニンの製造方法。
IPC (3件):
C12P 19/60 ,  C12N 5/04 ,  C12R 1:91

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