特許
J-GLOBAL ID:200903051357633388

メモリ管理システム、メモリ管理システムのメモリ管理方法、及びメモリ管理システムのメモリ管理方法のプログラム情報を格納したコンピュータ読取り可能な記憶媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大胡 典夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-237062
公開番号(公開出願番号):特開平10-320358
出願日: 1997年09月02日
公開日(公表日): 1998年12月04日
要約:
【要約】【課題】 共有メモリからのメモリ確保処理をできるだけ排他制御が不要な所定のCPUのみに割り当てられた部分からの確保のみで完結できるようなメモリ管理システムの提供を可能とする。【解決手段】 所定の単位時間においてCPUが全CPUに割り当て可能な部分から確保したメモリ量に基づいて、このCPUのメモリ需要予測量を求め、この予測量に基づき全CPUに割り当て可能な部分からメモリを確保し、この確保したメモリを所定のCPUのみに割り当てられた部分に移すことで、全CPUに割り当て可能な部分からメモリを確保する際に必要な排他制御によるオーバヘッドを減らすことができる。
請求項(抜粋):
複数のCPUがメモリを共有するマルチプロセッサシステムにおいて、CPUのメモリ確保要求に応じて割り当て可能な共有メモリを、全CPUに割り当て可能な部分と、所定のCPUのみに割り当て可能な部分とに分けて管理するメモリ管理システムであって、所定の時間間隔毎にこの時間間隔内にCPU毎の上記共有メモリの全CPUに割り当て可能な部分からメモリを確保するメモリ確保量と確保したメモリを上記共有メモリの全CPUに割り当て可能な部分へ解放するメモリ解放量との差を次の時間間隔内で上記CPU毎の必要と予測されるメモリ量である需要予測メモリ量として求めるメモリ需要予測手段と、CPUからのメモリ確保要求に応じて上記共有メモリの全CPUに割り当て可能な部分または所定のCPUのみに割り当て可能な部分からメモリを確保するメモリ確保手段とを備え、上記メモリ確保手段は、CPUからのメモリ確保要求に応じて共有メモリからメモリを確保する際に、上記CPUのみに割り当て可能な部分のメモリ量が不足し全CPUに割り当て可能な部分からメモリを確保する場合、上記CPUの上記需要予測メモリ量を全CPUに割り当て可能な部分から上記CPUのみに割り当て可能な部分に移すことを特徴とするメモリ管理システム。
IPC (2件):
G06F 15/16 350 ,  G06F 15/16 380
FI (2件):
G06F 15/16 350 R ,  G06F 15/16 380 D

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