特許
J-GLOBAL ID:200903051359104730

容器用ポンプ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 遠山 勉 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-213413
公開番号(公開出願番号):特開平9-058732
出願日: 1995年08月22日
公開日(公表日): 1997年03月04日
要約:
【要約】【課題】 容器用ポンプ装置の構造を簡略化し、コストダウンを図る。【解決手段】 シリンダ10の内部に、吸込弁20とピストン本体30とステム40とピストンバルブ50とスプリング90と吐出弁91を組み込み、シリンダ10のフランジ部13をキャップ70に装着し、ステム40の上部にポンプヘッド80を装着する。ピストン本体30の隔壁部31の外周面とシリンダ10の内周面との間に第1流路35を設け、ピストン本体30の軸筒部33の外周面とピストンバルブ50との間に第2流路37を設け、ピストン本体30の軸筒部33の外周面とステム40の内周面との間に第3流路46を設け、第1流路35と第2流路37と第3流路46を介してポンプ室19とステム40内の注出通路44を連通可能にし、ピストン本体30及びステム40に対するピストンバルブ50の相対上下動により第2流路37を連通遮断可能にする。
請求項(抜粋):
(イ)中空筒状をなし、内部がポンプ室になっていて、下部にポンプ室に連なる吸込口が設けられ、容器の口筒部から容器内に挿入されて口筒部に固定されるシリンダと、(ロ)前記シリンダの吸込口からポンプ室への流入を許し、ポンプ室から容器内部への流出を阻止する吸込弁と、(ハ)前記シリンダ内に昇降可能に取り付けられ、下部に前記ポンプ室を仕切る隔壁部を有し、隔壁部から軸部が上方に起立し、隔壁部の外周面とシリンダの内周面との間に前記ポンプ室に連なる第1流路を有するピストン本体と、(ニ)中空筒状をなし、内部が注出通路になっており、下部を前記シリンダ内に昇降可能に挿入し、上部をシリンダから突出させ、下部開口から前記ピストン本体の軸部の上部を挿入させ、この軸部の外周面との間に注出通路に連なる第3流路を形成して軸部に連結固定されたステムと、(ホ)環状をなし、前記シリンダの内周面と前記ピストン本体の軸部の外周面との間に配されて、ピストン本体の隔壁部と前記ステムの下端との間を軸線方向に沿って移動可能に取り付けられ、ピストン本体の軸部の外周面との間に前記第1流路及び第3流路に連通する第2流路を形成し、シリンダの内周面を圧接摺動する第1シール部とステムの下部内周面を圧接摺動する第2シール部とピストン本体の隔壁部に当接して前記第1流路と第2流路を遮断する第3シール部を有するピストンバルブと、(ヘ)前記シリンダとピストン本体との間に設置されてピストン本体を上方に付勢するスプリングと、(ト)前記ステムの上端に固定され、ステムの注出通路内の内容物を注出せしめる注出口を有するポンプヘッドと、を備え、前記ポンプヘッドとステムとピストン本体の下降時にピストンバルブの第3シール部がピストン本体の隔壁部から離間して、第1流路と第2流路と第3流路を介してポンプ室とステムの注出通路が連通し、ポンプヘッドの注出口から内容物が注出可能となり、ポンプヘッドとステムとピストン本体の上昇時にピストンバルブの第3シール部がピストン本体の隔壁部に当接して第1流路と第2流路を遮断し、吸込弁が開いて容器内の内容物がシリンダの吸込口からポンプ室内にポンプアップされることを特徴とする容器用ポンプ装置。
IPC (4件):
B65D 47/34 ,  B05B 11/00 101 ,  B05B 11/00 ,  B65D 47/20
FI (4件):
B65D 47/34 B ,  B05B 11/00 101 J ,  B05B 11/00 101 K ,  B65D 47/20 B
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公昭50-016527

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