特許
J-GLOBAL ID:200903051369216332

データ分割・復元システム、端末装置、データ分割・復元方法、およびコンピュータプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 三好 秀和 ,  伊藤 正和 ,  高橋 俊一 ,  高松 俊雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-228128
公開番号(公開出願番号):特開2007-042027
出願日: 2005年08月05日
公開日(公表日): 2007年02月15日
要約:
【課題】分割データを保管する少なくとも1つの記憶装置に対してネットワークを介してアクセスする場合における効率的な分割、復元の処理を可能にする。【解決手段】元データの分割処理においては、分割データ生成部11により、元データSを3つに分割し、分割データAを端末装置1が内蔵する記憶部14に保管し、分割データBを外付記憶装置2に保管し、分割データC(乱数)をネットワーク4を介してデータセンタ3の記憶部31に保管する。元データの復元処理においては、記憶部14と外付記憶装置2の双方が使用可能な場合には、元データ復元部12により、それぞれから分割データAと分割データBを読み出し、両者の排他的論理和により乱数(分割データC)を求めることで、分割データCをネットワーク4を介してデータセンタ3の記憶部31から取得する処理を不要にする。そして、求めた乱数と読み出した分割データA,Bとを用いることで、元データを復元する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
端末装置と、当該端末装置がネットワークを介することなくアクセス可能な第1記憶手段および第2記憶手段と、当該端末装置がネットワークを介してアクセス可能な第3記憶手段とを備えたデータ分割・復元システムであって、 元データを3つの分割データに分割するに際し、元データを処理単位ビット長で区分けした複数の元部分データの各々と、処理単位ビット長で区分けした乱数部分データとの排他的論理和によって、各分割データのみからでは元データを復元不能であるが、各分割データのうちの2つの分割データから元データが復元可能となるように、第1および第2の分割データを構成する各分割部分データが生成され、第3の分割データを構成する各分割部分データが各乱数部分データによって生成された場合の第1、第2、および第3の分割データについて、 第1記憶手段は第1分割データを記憶し、 第2記憶手段は第2分割データを記憶し、 第3記憶手段は第3分割データを記憶するものであって、 前記端末装置は、 第1記憶手段および第2記憶手段の双方が使用可能な場合には、第1記憶手段から第1分割データを読み出すとともに第2記憶手段から第2分割データを読み出し、それぞれの分割データを構成する各分割部分データ間の排他的論理和を演算することによって各乱数部分データを取得する手段と、 第1記憶手段又は第2記憶手段の一方が使用不能な場合には、使用可能な方の記憶手段から分割データを読み出すとともに、ネットワークを介して第3記憶手段へアクセスし、当該第3記憶手段から第3分割データを読み出して各乱数部分データを取得する手段と、 取得した各乱数部分データと読み出した各分割部分データとの排他的論理和によって元データを復元する元データ復元手段と、 を有することを特徴とするデータ分割・復元システム。
IPC (1件):
G06F 21/24
FI (1件):
G06F12/14 510F
Fターム (3件):
5B017AA03 ,  5B017BA10 ,  5B017CA16
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)
引用文献:
出願人引用 (4件)
  • 重要情報の安全な持ち運びを実現する「セキュアUSBメモリサービス」の提供について
  • モバイルPCの安全な持ち運びを実現する「セキュアドライブ」について
  • ノートPCだけ盗まれてもデータ復元不可能〜NTT Comの「セキュアドライブ」
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審査官引用 (6件)
  • 重要情報の安全な持ち運びを実現する「セキュアUSBメモリサービス」の提供について
  • 重要情報の安全な持ち運びを実現する「セキュアUSBメモリサービス」の提供について
  • モバイルPCの安全な持ち運びを実現する「セキュアドライブ」について
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