特許
J-GLOBAL ID:200903051396281693
注入固化方法及びその注入装置
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
松本 敏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-117795
公開番号(公開出願番号):特開平10-306435
出願日: 1997年05月08日
公開日(公表日): 1998年11月17日
要約:
【要約】【課題】 二液混合型の注入固化方法において、注入グラウト材の地上への漏出を遮断し、所定範囲を無駄なく改良し、グラウト剤の浸透性を向上する。【解決手段】 二液混合型グラウト注入管と外周地盤とが密着した状態で、そのまま、又はシールグラウトを行ったのち、A液用流路17に圧縮空気、B液用流路11には地盤改良用グラウト剤を夫々圧送し、注入グラウト材の地上への漏出を遮断するように地盤内に水平方向にエアーバリアー46を形成し、注入直前に気液混合されたグラウト剤を土粒子間隙に浸入させ、気液混合グラウトの噴射圧力で間隙水を押出し排除し、押出された間隙内にグラウト剤47を浸入させながら徐々に地盤改良径を大きくして浸透性を向上させる。
請求項(抜粋):
二液混合型グラウトの外管と内管を同心状に配設し、前記外管の上部外管には、環状凹窩を有し、該環状凹窩には相互に独立した流路を有する二つの細孔が上下方向に適宜間隔で穿設され、上側細孔はA液用流路と連通し、下側細孔はB液用流路と連通し、その上部を弾性環状体で前記上部外管の外周面より突出しないように覆い、前記弾性環状体の下端部を前記環状凹窩外周面と下部外管に突設された環状突出部により挟着してなる注入管を用い、その先端に無水用掘削刃を装着し、無水状態で被改良地盤内の所定深度まで穿孔した後、前記注入管と外周地盤とが密着した状態で同注入管を介して地盤改良用グラウト剤を被改良地盤内に注入するグラウト注入方法において、前記注入管と外周地盤とが密着した状態で、そのまま、又はシールグラウトを行った後、前記A液用流路に圧縮空気、B液用流路には1ショットまたは1.5ショット配合液の地盤改良用グラウト剤を夫々圧送し、注入直前に前記環状凹窩部分で気液混合されたグラウト剤を土粒子間隙に浸入させ、前記気液混合グラウトの噴射圧力で間隙水を押出し排除すると同時に、押出された間隙にグラウト剤を浸入させながら徐々に改良径を大きくして浸透性を向上させることを特徴とする注入固化方法。
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