特許

J-GLOBAL ID：200903051399598507

熱現像カラー感光材料

発明者： 尾崎 博之
出願人/特許権者： 富士写真フイルム株式会社
代理人 (1件)： 石井 陽一 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-164267
公開番号（公開出願番号）：特開平6-347970
出願日： 1993年06月08日
公開日（公表日）： 1994年12月22日
要約：

【要約】 (修正有)【目的】 赤外感光層を2層以上有する熱現像カラー感光材料において、高感度でかつ低カブリであり、しかも処理ムラのないものとする。【構成】 保護層のバインダーの60wt% 以上を酸処理ゼラチンとし、かつ非感光性の層の少なくとも1層に一般式(1)で表される化合物を含有させる。[R1,R2,R3およびR4はそれぞれ水素原子、アルキル基、アラルキル基、アルケニル基、アルコキシ基、アリール基、-NRR1,-COOR2,-CONRR1,-NHSO2R,-SO2NRR1または-CNを表す(ただし、RおよびR1はそれぞれ水素原子、アルキル基、アリール基またはアラルキル基を表し、R2はアルキル基、アリール基またはアラルキル基を表す)。]

請求項（抜粋）：

支持体の一面上に、少なくとも感光性ハロゲン化銀乳剤とバインダーとを含有する感光層および少なくともバインダーを含有する保護層を含む感材構成層を有し、これら感材構成層のうち少なくとも1層が色素供与性化合物を含有する熱現像カラー感光材料において、前記感光層のうち少なくとも2層が700nm以上の赤外光に対して分光感度のピークを有する赤外感光層であり、かつ前記保護層のうち少なくとも最上層に位置する保護層のバインダー総量の60wt% 以上のバインダーが酸処理ゼラチンであり、しかも前記感材構成層のうち少なくとも1層の非感光性の層が下記化1で表される化合物を含有する熱現像カラー感光材料。【化1】[化1において、R1 、R2 、R3 およびR4 はそれぞれ水素原子、アルキル基、アラルキル基、アルケニル基、アルコキシ基、アリール基、-NRR1 、-COOR2 、-CONRR1 、-NHSO2 R、-SO2 NRR1 または-CNを表す(ただし、RおよびR1 はそれぞれ水素原子、アルキル基、アリール基またはアラルキル基を表し、R2 はアルキル基、アリール基またはアラルキル基を表す)。]

IPC (4件)：

G03C 8/40 505 ,  G03C 1/498 503 ,  G03C 1/498 504 ,  G03C 1/76 501