特許
J-GLOBAL ID:200903051400766664

スター型光加入者システムの上り方向送信タイミング決定方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 熊谷 雄太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-110734
公開番号(公開出願番号):特開平6-326723
出願日: 1993年05月12日
公開日(公表日): 1994年11月25日
要約:
【要約】【目的】 交換局と各加入者との間の距離を自動的に測定し、その測定結果から各加入者の上り方向データ送信タイミングを決定することにより、システム構築費用削減し、さらに上り方向通信のガードタイムを短くして、通信の効率を上げる。【構成】 交換局1が各加入者31 〜3n に対してパルス信号を送信し、各加入者31 〜3n は交換局1からのパルス信号を受信してからある特定の時間後にパルス信号を交換局に対して送り返し、交換局は各加入者から送られたパルス信号を受信して、自分が送信したパルス信号と受信したパルス信号の位相比較を位相比較器8により行い、位相差を検出する。次にカウンタ12及びコード化回路11によりその位相差から交換局と各加入者間の距離を算出し、さらに距離から各加入者それぞれに対応する上り方向信号の送信タイミングを算出する。通常のデータ通信を行う際には、交換局は下り方向の通信を利用して、これら送信タイミング情報を各加入者に送り、各加入者はその送信タイミング情報を基にして交換局向けの上り方向のデータを送信する。
請求項(抜粋):
交換局と複数の加入者が光ファイバと光分岐器でスター型に接続され、前記交換局と前記複数の加入者の間で時分割多重方式の通信が行われる光加入者システムにおいて、各加入者から前記交換局への上り方向のデータが前記交換局において受信されるときにたがいに衝突しないための、前記各加入者の上り方向データ送信タイミングを決定する際に、パルス信号送信手段と送信パルス-受信パルス間の位相差を検出する手段とを有する前記交換局が、前記各加入者に対しパルス信号を送信し、前記各加入者は前記交換局からのパルス信号を受信してからある特定の時間後にパルス信号を前記交換局に対して送り返し、前記交換局は前記各加入者から送られたパルス信号を受信して、自局が送信したパルス信号と受信したパルス信号の位相差を検出し、該位相差から前記交換局と前記各加入者間の距離を算出し、さらに前記各距離から前記各加入者それぞれに対応する前記上り方向データ送信タイミングを算出し、該上り方向データ送信タイミング情報を前記交換局から前記各加入者への下り方向通信により前記各加入者に通知することを特徴とするスター型光加入者システムの上り方向送信タイミング決定方式。
IPC (3件):
H04L 12/44 ,  H04B 10/20 ,  H04J 14/08
FI (3件):
H04L 11/00 340 ,  H04B 9/00 N ,  H04B 9/00 D
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭60-001950
  • 特開平2-145043

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