特許
J-GLOBAL ID:200903051412257226

カリックス(4)アレーン誘導体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高良 尚志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-196735
公開番号(公開出願番号):特開2000-016956
出願日: 1998年06月26日
公開日(公表日): 2000年01月18日
要約:
【要約】【課題】 選択的に且つ高収率でカリックス(4)アレーン誘導体を得ることができる。ワンポットで目的物を得ることが可能であり、反応後におけるクロロホルム等の有害な塩素系溶剤による精製やクロマト分離等の必要が低いので、環境汚染を起こし難く、製造コストも低下させることができる。【解決手段】 グリコールジエーテル系高沸点溶媒(反応溶媒)中でアルカリ触媒の存在下でフェノール類とアルデヒド類を脱水縮合反応させて次式のカリックス(4)アレーン誘導体を製造する。【化1】R1,R2は、水素、直鎖若しくは分岐鎖アルキル基、アルケニル基、未置換若しくは核置換フェニル基、アルコキシ基、アルコキシアルキル基、アリサイクリック基、又は未置換若しくは核置換アラルキル基。R1とR2は、同じであっても異なってもよい。mは0乃至4の整数。R1を含む単位とR2を含む単位の結合順は任意。
請求項(抜粋):
反応溶媒中においてアルカリ触媒の存在下でフェノール類とアルデヒド類を脱水縮合反応させて下記一般式(I)で表されるカリックスアレーン誘導体を製造する方法であって、反応溶媒がグリコールジエーテル系高沸点溶媒であることを特徴とするカリックス(4)アレーン誘導体の製造方法。一般式(I)【化1】[一般式(I)中、R1及びR2は、それぞれ、水素、直鎖若しくは分岐鎖アルキル基、アルケニル基、未置換若しくは核置換フェニル基、アルコキシ基、アルコキシアルキル基、アリサイクリック基、又は未置換若しくは核置換アラルキル基を示し、R1とR2は、同じであっても異なってもよい。また、mは0乃至4の整数を示す。また、R1を含む構成単位とR2を含む構成単位の結合順は任意である。]
IPC (6件):
C07C 37/20 ,  B01J 23/04 ,  C07C 39/17 ,  C07C 41/30 ,  C07C 43/23 ,  C07B 61/00 300
FI (6件):
C07C 37/20 ,  B01J 23/04 X ,  C07C 39/17 ,  C07C 41/30 ,  C07C 43/23 F ,  C07B 61/00 300
Fターム (8件):
4H006AA02 ,  4H006AC28 ,  4H006BA69 ,  4H006BB15 ,  4H006FC56 ,  4H006FE13 ,  4H039CA40 ,  4H039CH10

前のページに戻る