特許
J-GLOBAL ID:200903051413657236

自動分析装置の検体サンプリング方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小泉 雅裕 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-253190
公開番号(公開出願番号):特開平5-060768
出願日: 1991年09月04日
公開日(公表日): 1993年03月12日
要約:
【要約】【目的】 検体カップ内の検体の液面検知を簡単且つ正確に行い、サンプルピペットの先端ノズルの検体への浸漬量を容易に一定に保つことができ、また、微量サンプリング時におけるサンプルピペットの先端ノズル内外壁の検体残液を微小に抑えることができ、最終的に検体のサンプリング精度を良好に保つようにする。【構成】 サンプルピペットからの気体の噴出動作を利用し、サンプルピペットの先端が検体液面に接触した時点を圧力変化によって検出するようにし、また、気体の吹きつけによって、微量サンプリング時におけるサンプルピペットの先端ノズル内外壁の検体残液を微少に抑えるようにする。
請求項(抜粋):
上下方向及び水平方向に沿って移動自在な検体吸引分注用のサンプルピペットで検体カップ内の液状検体を所定量吸引すると共に、当該検体を反応セルに分注した後、反応セル内に所定の試薬を分注して検体と試薬との反応を光学的に分析する自動分析装置において、サンプルピペットで検体カップ内の検体を吸引するに際し、サンプルピペット内から気体を微小圧で吐出させながらサンプルピペットを上止点位置から降下させるピペット第一降下工程と、サンプルピペット内の気体圧が所定レベルに上昇した時点でサンプルピペットの先端が検体の液面に到達したと判断し、気体の吐出動作を停止させる液面検知工程と、この液面検知工程で検体の液面が検知された時点でサンプルピペットを微小規定量だけ降下させて検体内に先端ノズルを僅かに浸漬させるピペット第二降下工程と、このピペット第二降下工程が終了した時点で検体の吸引動作を実行する検体吸引実行工程と、この検体吸引実行工程が終了した時点でサンプルピペットを上止点位置へ復帰させるピペット復帰工程とを備えたことを特徴とする自動分析装置の検体サンプリング方法。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭63-109373
  • 特開平2-017448
  • 特開昭63-047665

前のページに戻る