特許
J-GLOBAL ID:200903051423564783

走査型映像観察光学系

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐野 静夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-130429
公開番号(公開出願番号):特開平11-326817
出願日: 1998年05月13日
公開日(公表日): 1999年11月26日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、十分な瞳径と視野角が得られ、かつ走査手段において必要振幅と大きさの相反する関係を断ち切ることにより高速走査が可能な構成とした走査型映像観察光学系を提供することを目的とする。【解決手段】 光束を第1の方向に走査する第1の走査手段と、光束を第2の方向に走査する第2の走査手段と、第1、第2の走査手段で走査された光束を観察者の瞳7に導き観察可能にする観察光学系6とを備え、第1の方向と光軸に平行な第1の断面において第1の走査手段3と瞳7は略共役であり、第2の方向と光軸に平行な第2の断面において第2の走査手段4と瞳7は略共役であり、第1の断面において像面と略一致または略共役な第1の方向に光束を拡散させる第1の光束拡散部材と第2の断面において像面と略一致または略共役な第2の方向に光束を拡散させる第2の光束拡散部材のうち少なくとも一方を備えた構成とする。
請求項(抜粋):
光束を発生する光源と、光束の強度を変調する強度変調手段と、光束を光軸に対して第1の方向に走査する第1の走査手段と、光束を光軸に対して第1の方向とは異なる第2の方向に走査する第2の走査手段と、第1、第2の走査手段で走査された光束を観察者の瞳に導き観察可能にする観察光学系とを備えた走査型映像観察光学系において、第1の走査手段は光軸と第1の方向に平行な第1の断面において観察者の瞳位置と略共役となる位置に配設されており、第2の走査手段は光軸と第2の方向に平行な第2の断面において観察者の瞳位置と略共役となる位置に配設されており、前記観察光学系によって観察者が観察するための像が第1の断面に形成される光学的な位置を第1の像面、第2の断面に形成される光学的な位置を第2の像面とすると、第1の像面近傍または第1の断面において第1の像面と略共役となる位置に配設されており光束を光軸に対して第1の方向に拡散させる第1の光束1次元拡散部材と、第2の像面近傍または第2の断面において第2の像面と略共役となる位置に配設されており光束を光軸に対して第2の方向に拡散させる第2の光束1次元拡散部材のうち少なくとも一方を備えたことを特徴とする走査型映像観察光学系。
IPC (2件):
G02B 27/02 ,  G02B 26/10 101
FI (2件):
G02B 27/02 Z ,  G02B 26/10 101

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