特許
J-GLOBAL ID:200903051431363126

光学活性5,6-ジヒドロ-2-ピロン誘導体、及びその製造方法、その誘導体を含む液晶組成物及び液晶表示素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-106105
公開番号(公開出願番号):特開平6-025210
出願日: 1991年05月10日
公開日(公表日): 1994年02月01日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】 一般式(I)で表わされる光学活性な5,6-ジヒドロ-2-ピロン誘導体、その合成中間体、この光学活性化合物を含有する強誘電性液晶組成物、それを用いた液晶表示素子。〔式中、R1,R2はC1〜18アルキル基を;Zは単結合、-O-,-COO-,又は-OCOO-を;環Aは1乃至2個のF原子で置換されていてもよい1,4-フェニレン基又はトランス-1,4-シクロヘキシレン基を表わし、m=0,1;n=1,2でC*は不整炭素原子を表わす〕【効果】 一般式(I)の化合物は、母体液晶中に少量添加するだけで、大きい自発分極を誘起でき、広い温度範囲で高速応答が可能な強誘電性液晶組成物を得られる。また、水、光等に対する化学的安定性に非常に優れているので、表示用液晶光スイッチング素子の材料として有用である。
請求項(抜粋):
一般式(I)【化1】(式中、R1は炭素原子数1〜18のアルキル基を表わし、Zは単結合、-O-、-COO-、又は-OCOO-を表わし、環Aは1個又は2個のフッ素原子により置換されていてもよい1,4-フェニレン基、又はトランス-1,4-シクロヘキシレン基を表わし、mは0又は1を表わし、nは1又は2を表わし、R2は炭素原子数1〜18のアルキル基を表わし、C*は(R)又は(S)配置の不斉炭素原子を表わす。)で表わされる光学活性5,6-ジヒドロ-2-ピロン誘導体。
IPC (3件):
C07D309/32 ,  C09K 19/34 ,  G02F 1/13 500
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-159291
  • 特開平2-010791

前のページに戻る