特許
J-GLOBAL ID:200903051444043074
直径を異にする光ファイバーを用いた色感知装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
萼 経夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-206040
公開番号(公開出願番号):特開平5-187919
出願日: 1992年07月09日
公開日(公表日): 1993年07月27日
要約:
【要約】【目的】 個々の色成分の強さの定量評価を行い、色スペクトルを正確にして物体の表面の色の識別を行うための色感知装置を提供すること。【構成】 物体(18)の色を光電的に感知する装置(1) は、狭い波長範囲の光を発生する発光ダイオード(4、6、8) を含み、光は対応の光ファイバ束(10、12、14)を介して送られるが、それらの光ファイバ束の直径は、束の伝送損失に比例し、対応の発光ダイオードの発光エネルギに反比例し、また受信フォトダイオード(24)のスペクトル応答に比例する。受信部(22)は、受信用の光ファイバ束終端部(42)の形状に合う入力部(40)を備えたPIN形フォトダイオード(24)を用い、フォトダイオード(24)は物体(18)から反射した光を電気信号に変換し、これをマイクロプロセッサ(28)が処理して光ダイオード(4、6、8) の作動を制御すると共に、物体(18)の色を表す信号を出力する。
請求項(抜粋):
色付きの物体の識別を行うための色感知装置であって、各々が所定の狭い波長帯域の光を発生する複数の発光器と、前記色付き物体に向けた第1端部と第2端部とを備えて、色付き物体から反射した光を導く受信用の光ファイバ束と、前記受信用の光ファイバ束の前記第2端部に連結されて、前記反射光を電気信号に変換する光受信手段と、各々が前記発光器の1つに連結しており、前記それぞれの発光器の光強さレベル及び前記光受信手段のスペクトル応答に対応した横断面積を有する複数の送信用の光ファイバ束とを有しており、前記発光器の光が送信用の光ファイバ束を通って送られて前記色付き物体を照明することによって、光がそれから反射されるようになっており、さらに、前記電気信号に基づいて色の識別を決定するための前記光受信手段に接続された電子処理手段を有していることを特徴とする色感知装置。
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