特許
J-GLOBAL ID:200903051453078778

旋回座用軸受とその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松野 英彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-197646
公開番号(公開出願番号):特開平6-017823
出願日: 1992年06月30日
公開日(公表日): 1994年01月25日
要約:
【要約】【目的】 大径の旋回座用軸受の内外輪転走面全周に、高周波コイルの移動焼入れを行なって、表面硬化層を形成するには、高周波加熱の始端と終端との間に未焼入れ部を残して、焼割れを防止する。未焼入れ部は軟質で、軸受荷重に制限を生ずるので、本発明は、転走面上の軟質部を解消する。【構成】 転走面の焼入れ始端と終端との間に転走面を遮断して開口した栓孔を設け、当該栓孔を一端面に焼入れ硬化した転走面を備えた栓体をもって封止し、転走面全周に亘って均一な硬化面とする。また、当該栓孔を通孔として、玉装入孔となす。
請求項(抜粋):
軌道輪の転走面に高周波加熱の移動焼入れによる表面硬化層を備えた旋回座用軸受において、当該軌道輪は、転走面を有する周面に転走面を切断した開口部を有して軌道輪半径方向に穿孔された栓孔と、当該栓孔の開口部を移動焼入れの始端及び終端とした当該表面硬化層と、一端面に焼入れ硬化した凹曲面を備えて当該栓孔に挿嵌固定された栓体と、を具備し、当該凹曲面をもって転走面となして、転走面全周にわたって表面硬化層を備えたことを特徴とする旋回座用軸受。
IPC (4件):
F16C 19/16 ,  C21D 1/10 ,  C21D 9/40 ,  F16C 33/62

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