特許

J-GLOBAL ID：200903051455893185

延性に優れ、軟窒化後の表面硬さおよび内部硬さの優れた鋼

発明者： 林田 輝樹 ,  岸田 宏司 ,  金山 信行 ,  村上 敦 ,  久野 年生 ,  石田 正雄
出願人/特許権者： 新日本製鐵株式会社 ,  本田技研工業株式会社
代理人 (1件)： 大関 和夫
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-006592
公開番号（公開出願番号）：特開平11-199970
出願日： 1998年01月16日
公開日（公表日）： 1999年07月27日
要約：

【要約】【課題】 鋼の組成、固溶Cu量を特定の範囲にすることにより、優れた延性、および一定値以下の硬さを持ち、さらに軟窒化処理によって表面硬さが向上し、内部の硬さも向上する鋼を提供する。【解決手段】 重量比にて、C:0.0003〜0.010%、Si:0.050%以下、Mn:0.10〜0.50%、P:0.035%以下、S:0.030%以下、Al:0.015〜1.50%、N:0.0050%以下、Ti:0.030〜0.500%、Cu:0.8〜2.2%、Ni:0.5×(Cu)〜1.5%を含有し、さらにV:0.2〜1.0%、Cr:0.2〜1.5%のうち1種または2種を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物よりなり、さらに0.8%以上のCuを固溶していることを特徴とする延性に優れ、軟窒化処理によって表面の硬さおよび内部の硬さも向上する鋼。

請求項（抜粋）：

重量比にて、C:0.0003〜0.010%、Si:0.050%以下、Mn:0.10〜0.50%、P:0.035%以下、S:0.030%以下、Al:0.015〜1.50%、N:0.0050%以下、Ti:0.030〜0.500%、Cu:0.8〜2.2%、Ni:0.5×(Cu)〜1.5%を含有し、さらにV:0.2〜1.0%、Cr:0.2〜1.5%のうち1種または2種を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物よりなり、さらに0.8%以上のCuを固溶していることを特徴とする延性に優れ、軟窒化後の表面硬さおよび内部硬さの優れた鋼。

IPC (3件)：

C22C 38/00 301 ,  C22C 38/50 ,  C23C 8/32

FI (3件)：

C22C 38/00 301 N ,  C22C 38/50 ,  C23C 8/32

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 軟窒化用鋼材の製造方法及びその鋼材を用いた軟窒化部品
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-066342   出願人：住友金属工業株式会社
• 特開昭50-098418