特許
J-GLOBAL ID:200903051457023528
絶縁監視装置の信号伝達方式
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高橋 紘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-196923
公開番号(公開出願番号):特開平7-027799
出願日: 1993年07月14日
公開日(公表日): 1995年01月31日
要約:
【要約】【目的】 低圧電路における絶縁劣化等の信号を、低圧電路を用いて通報器に向けて送信する際に、1つの周波数の搬送波を用いて複数種類の信号を伝達するとともに、ノイズによる障害を防止できるようにする。【構成】 高圧電路1から変圧器2を介して接続される自家用受電設備の低圧電路3に対して検出零相変流器6を配置し、検出器10に零相電流等の情報を入力する。前記検出器10においては、低圧電路絶縁検出回路11で検出した信号をCPU13で判断し、ゲート回路14を介してデジタル信号等として注入変成器7に向けて出力し、低圧電路3を通して通報器20に伝達する。前記通報器20においては、検出器から伝達されるデジタル信号等を、処理回路を用いて不要な信号を除去して判断し、ディスプレイ27に表示することや、電話回線を用いて監視センターに連絡する等の動作を行う。
請求項(抜粋):
自家用受電設備等の低圧電路に対して、第2種接地線を介して零相変流器を配置し、前記零相変流器に検出器を接続して零相電流の検知または、低圧電路の絶縁状態検知用の重畳信号の検知を行い、前記検出器の信号を第2種接地線に設けた注入変成器により低圧電路に注入し、通報器に向けて信号を伝達する絶縁監視装置において、前記検出器には検出零相変流器により得られた零相電流または、絶縁状態検知用の重畳信号により、得られた電路の絶縁状態の情報を、1つの周波数の搬送波を断続、または搬送波の強弱のパターン化した信号で出力する手段を配置し、注入変成器を介して低圧電路に送り出す手段を設け、前記通報器には検出器の信号から伝達される1つの周波数の搬送波の断続、または搬送波の強弱のパターン化した信号による絶縁警報の種類の判断を行う手段を配置するとともに、前記絶縁警報の種類に応じて外部装置に向けて警報の発信を行う手段を設けたことを特徴とする絶縁監視装置の信号伝達方式。
IPC (2件):
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開昭61-071370
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特開昭50-098721
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特開昭60-216275
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