特許
J-GLOBAL ID:200903051457413938

1-(4-クロロフエニル)-エチルアミンのラセミ体を分割した結晶母液の回収方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-348614
公開番号(公開出願番号):特開平5-025100
出願日: 1991年12月06日
公開日(公表日): 1993年02月02日
要約:
【要約】【構成】 1-(4-クロロフェニル)-エチルアミンのラセミ体をS-(-)-N-フェニルカルバモイル乳酸で分割して得られる結晶母液を、第1の工程においてエタノール性結晶母液から蒸溜によって除去し、第2の工程において残った残留物をt-ブチルメチルエーテルまたはトルエンと撹拌し、必要に応じ得られた(R/S)-1-(4-クロロフェニル)-エチルアミンと(S)-(-)-N-フェニルカルバモイル乳酸との塩の結晶を再び直接ラセミ体の分割に利用する回収法に関する。該アミンのS形は主として該母液中に存在し、これをラセミ化し、これを加えてラセミ体を再び分割することができる。【効果】 従来廃棄されていた有用成分を簡単な方法でほぼ定量的に回収できる。
請求項(抜粋):
式(I)【化1】の1-(4-クロロフェニル)-エチルアミンのラセミ体を式(II)【化2】のS-(-)-N-フェニルカルバモイル乳酸で分割して得られる結晶母液を回収する方法において、第1の工程において蒸溜によりエタノールを除去し、第2工程において残留物をt-ブチルメチルエーテルまたはトルエンと共に撹拌し、得られた式(III)【化3】のラセミ体の1-(4-クロロフェニル)-エチルアミンと(S)-(-)-N-フェニルカルバモイル乳酸との塩の結晶を吸引濾過して分離することを特徴とする方法。
IPC (4件):
C07C211/29 ,  C07B 57/00 360 ,  C07C209/88 ,  C07C271/28

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