特許
J-GLOBAL ID:200903051461687260
焦点距離可変液晶レンズ
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-193183
公開番号(公開出願番号):特開平5-034656
出願日: 1991年08月01日
公開日(公表日): 1993年02月12日
要約:
【要約】【目的】 偏光板が不要で構造が簡単な焦点距離可変液晶レンズを提供する。【構成】 一対の透明基板1、2間に誘電異方性が正の液晶8を封入し液晶セルを構成する。液晶8は、電界無印加時にプレーナ分子配列のらせん構造をもつコレステリック相となり、電界印加時にホメオトロピック分子配列のネマティック相となるもので、上記液晶セルはPC型液晶セルである。電界無印加時、液晶分子はその長軸方向が360度ねじれて配列しており、このように配列された液晶分子に対して入射光のあらゆる方向の偏光成分が異常光線となる。電界印加により、液晶分子はその長軸方向が電界方向に徐々に向きを変えるので、上記あらゆる方向の偏光成分に対して液晶8のみかけの屈折率は異常光に対する値から常光に対する値まで連続的に変化し、焦点距離可変の効果を受ける。
請求項(抜粋):
レンズの形状を有し、相対向する内周面にそれぞれ配向膜をもつ一対の透明基板で画定された空間に液晶が封入された液晶セルにより構成され、外部からの電界又は磁界の印加により液晶分子の配向状態を制御して液晶セルのみかけの屈折率を連続的に変化させるようにした焦点距離可変液晶レンズであって、前記液晶セルがプレーナ分子配列のらせん構造をもつPC型液晶セルであることを特徴とする焦点距離可変液晶レンズ。
IPC (3件):
G02F 1/13 505
, G02B 3/00
, G02F 1/137
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