特許

J-GLOBAL ID：200903051468520280

超音波モータ

発明者： 村上 伸 ,  伊藤 新 ,  菊池 正晃 ,  内田 猛
出願人/特許権者： 株式会社東芝
代理人 (1件)： 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-213698
公開番号（公開出願番号）：特開平10-066361
出願日： 1996年08月13日
公開日（公表日）： 1998年03月06日
要約：

【要約】【課題】振動体と移動体との摺動摩擦面の摩耗が低減して耐久性が向上するとともに、出力の増大が容易となり、経済的に有利となる超音波モータを得ること。【解決手段】圧電体2を金属で挟んで構成した弾性振動を発生する縦振動体1、全体が磁性材からなり、1の縦振動の一部をねじり振動に変換するものであって上端部に有する突起3aに楕円軌跡を作るねじり振動体3、3の突起3aの表面に設けられた磁石6、3の突起3aと接触する面に、貼着された円板状の摩擦材5からなり、5と3の突起3aの間に存在する摺動摩擦面に、磁石6により得られる磁界をかけるようにした超音波モータ。

請求項（抜粋）：

超音波帯域の弾性振動を駆動源とした振動体と、前記振動体に対して摺動摩擦するように設けられ、前記振動体からの振動により所定方向に移動または回転可能な移動体からなる超音波モータにおいて、前記振動体と前記移動体の少なくとも一方が磁性材料で構成され、前記振動体と前記移動体の間に存在する摺動摩擦面近傍に、この摺動摩擦面に磁界をかける磁界発生手段を設けたことを特徴とする超音波モータ。