特許
J-GLOBAL ID:200903051469582310

学習認識装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松田 正道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-216785
公開番号(公開出願番号):特開平7-006149
出願日: 1993年08月31日
公開日(公表日): 1995年01月10日
要約:
【要約】【目的】 カテゴリ群の境界に位置するパターンの認識率の向上が可能で、しかも効率的に追加学習が行える学習認識装置を提供すること。【構成】 入力パターンを複数のカテゴリ群に分類し、それらに対する帰属度を算出する大分類部2と、各カテゴリ群内での類似度を算出する複数の細分類部1からなる学習認識装置であって、学習制御部5が算出する細分類部1の重み変更量を学習制御信号荷重部6が群帰属度を用いて、各細分類部ごとに重み付けを行うことで学習認識装置全体で協調的な学習を行う。すなわち、入力パターンに対する群帰属度を用いて各細分類部を協調的に学習させることにより、認識率が高まり、追加学習が効率的になる。
請求項(抜粋):
類似パターンの集合から成るカテゴリ群に対して入力パターン信号が前記カテゴリ群に属する度合である群帰属度を計算する手段を複数のカテゴリ群に対して設けた大分類部と、前記入力パターン信号が各カテゴリ群に含まれるカテゴリに属する度合である群内類似度を計算する手段を設けた群内類似度算出部と、前記群内類似度と前記群帰属度の積を計算する複数の乗算器を有し、前記群内類似度の重み付けを行う識別信号荷重部と、前記識別信号荷重部から出力する重み付した群内類似度信号の比較を行うカテゴリ識別部と、学習に必要な教師信号を発生する教師信号発生部と、前記教師信号発生部から出力する教師信号と前記識別信号荷重部の出力と前記カテゴリ識別部との出力にもとづいて前記群内類似度算出部の重み変更量を制御する学習制御部と、前記学習制御部から出力する学習制御信号と前記大分類部から出力した群帰属度の積を演算する複数の乗算器を有し、前記学習制御信号の重み付けを行う学習制御信号荷重部と、前記学習制御信号荷重部の出力と前記群内類似度算出部との出力にもとづき前記群内類似度算出部の重み係数を更新する重み係数更新部とを備え、その重み係数更新部と前記群内類似度算出部とで構成される細分類部が複数個備えられていることを特徴とする学習認識装置。

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