特許
J-GLOBAL ID:200903051470599781
直交変調器および直交復調器の誤差補償装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
和泉 良彦
, 小林 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-059893
公開番号(公開出願番号):特開2005-252631
出願日: 2004年03月03日
公開日(公表日): 2005年09月15日
要約:
【課題】従来提案されてきた直交変調器における同相信号と直交信号との振幅値の不均衡性および位相誤差対策においては、既知信号発生器の複雑さ、位相誤差算出の時間等に問題があった。また、直交復調器においても同様の問題があり、このため、振幅比、位相誤差を高速に算出でき、既知信号発生器も簡素化された補償装置の実現が課題となっていた。【解決手段】本発明においては、既知信号を従来4種類であったものを3種類に低減することを可能とし、これにより既知信号発生器を簡素化すると共に位相誤差算出時間の短縮も可能とした。さらに、直交変調器用の既知信号発生器を、直交復調器における上記問題の補償用に共用する構成とすることにより、送受信系を同一装置に実装した場合の装置規模の複雑化を抑えた。【選択図】図1
請求項(抜粋):
同相および直交ベースバンド信号を高周波信号に変換する直交変調器を備えた送信装置において、
予め定められた第1、第2、第3の既知信号を出力する既知信号発生器と、
被変調波となる高周波信号の電力値を測定する電力測定器と、
測定した電力値より同相信号と直交信号の振幅比および位相誤差を算出する振幅比・位相誤差算出器と、
前記算出した振幅比および位相誤差を基に誤差を補償する振幅比・位相誤差補償器とを有し、
同相信号がaと-a(aは定数の振幅値)を交互に繰り返し、直交信号が0を繰り返す信号の系列を第1既知信号として前記直交変調器へ入力し、
前記直交変調器から出力された信号を前記電力測定器に入力して第1の電力値Pdc1を求め、
前記同相信号が0を繰り返し、直交信号がaと-aを交互に繰り返す信号を第2既知信号として前記直交変調器へ入力し、
前記直交変調器から出力された信号を前記電力測定器に入力して第2の電力値Pdc2を求め、
同相信号がaと-aを交互に繰り返し、直交信号もaと-aを交互に繰り返す信号を第3既知信号として前記直交変調器へ入力し、
前記直交変調器の出力を前記電力測定器に入力して第3の電力値Pdc3を求め、前記振幅比・位相誤差算出器において、前記第1の電力値Pdc1および前記第2の電力値Pdc2より前記振幅比Gを求め、前記第1の電力値Pdc1、前記第2の電力値Pdc2および前記第3の電力値Pdc3より位相誤差φを求め、前記振幅比・位相誤差補償器において前記振幅比Gおよび前記位相誤差φを補償することを特徴とする直交変調器の誤差補償装置。
IPC (4件):
H04L27/38
, H04L27/20
, H04L27/22
, H04L27/36
FI (4件):
H04L27/00 G
, H04L27/20 Z
, H04L27/00 F
, H04L27/22 Z
Fターム (8件):
5K004AA05
, 5K004AA08
, 5K004FF05
, 5K004FH02
, 5K004FH03
, 5K004FH09
, 5K004JF04
, 5K004JH02
引用特許:
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