特許
J-GLOBAL ID:200903051473812150

動力伝達装置およびその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 孝雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-245463
公開番号(公開出願番号):特開平9-046967
出願日: 1995年08月29日
公開日(公表日): 1997年02月14日
要約:
【要約】【課題】 駆動軸へ出力されるトルクの変動なしに原動機を停止する。【解決手段】 エンジン50のクランクシャフト56に連結された動力伝達装置20には、クラッチモータ30とアシストモータ40とが設けられ、制御装置80により制御される。エンジン50の停止の信号を検出すると、制御装置80は、エンジン50がアイドル状態となるまでクラッチモータ30のトルク指令値及びエンジン50の目標トルク,目標回転数を順次低下させる。アシストモータ40はバッテリ94の電力を用いてクラッチモータ30のトルク指令値の低下に伴う駆動軸22へのトルクの減少を補うよう制御される。エンジン50がアイドル状態に至ると、燃料供給を停止してその運転を停止し、バッテリ94の電力によるアシストモータ40のトルクのみで駆動軸22を駆動する。こうした制御により、駆動軸22へ出力されるトルクの変動なしにエンジン50を停止できる。
請求項(抜粋):
出力軸を有し、該出力軸を回転させる原動機と、前記原動機の出力軸に結合される第1のロータと、該第1のロータと電磁的に結合し該第1のロータに対して相対的に回転可能な第2のロータとを有し、該第2のロータに結合される回転軸をトルクの出力軸とする第1の電動機と、前記第1の電動機における前記第1および第2のロータ間の電磁的な結合の程度を制御すると共に、前記第1のロータと第2のロータとの間に生じる滑り回転に応じた電力を前記第1の電動機により回生可能な第1の電動機駆動回路と、前記第1の電動機の第2のロータに結合される第3のロータを有し、該第3のロータに結合される回転軸をトルクの出力軸とする第2の電動機と、該第2の電動機を駆動する第2の電動機駆動回路と、前記第1の電動機駆動回路を介して前記第1の電動機から回生した電力を蓄えると共に、前記第1および/または第2の電動機駆動回路を介して対応する前記第1,第2の電動機に電力を供給可能な二次電池とを備える動力伝達装置であって、前記原動機の状態または前記動力伝達装置の状態に応じて出力される該原動機の運転停止の信号を検出する運転停止信号検出手段と、該運転停止の信号を検出したとき、前記第1の電動機における前記第1および第2のロータ間の電磁的な結合の程度が順次減少するよう前記第1の電動機駆動回路を制御すると共に、前記二次電池に蓄えられた電力を用いて該電磁的な結合の程度の減少に基づく伝達トルクの減少分を前記第2の電動機により補うよう前記第2の電動機駆動回路を制御する駆動回路制御手段と、該駆動回路制御手段による前記第1および第2のロータ間の電磁的な結合の程度の減少に伴って前記原動機からの出力が減少するよう該原動機への燃料供給や火花点火を制御する原動機制御手段とを備える動力伝達装置。
IPC (2件):
H02K 7/11 ,  F02D 41/04 330
FI (2件):
H02K 7/11 ,  F02D 41/04 330 Z

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