特許
J-GLOBAL ID:200903051480378678

自動車用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-008559
公開番号(公開出願番号):特開平5-193347
出願日: 1992年01月21日
公開日(公表日): 1993年08月03日
要約:
【要約】【目的】この発明は、エンジンのオーバヒートを確実に防止できるようにした自動車用空調装置を提供することにある。【構成】エンジン14によって駆動されるコンプレッサ11で圧縮された冷媒は、車両の前方に設置される主コンデンサ12を介してレシーバ17に供給され、さらに主コンデンサ12に並べて設定した補助コンデンサ16に循環され、膨脹弁18を介してエバポレータ19に循環される。補助コンデンサ16には冷媒のバイパス通路20が設定され、このバイパス通路20に冷却水温センサ24で水温上昇を検知したときに開弁される電磁弁21が設定される。主コンデンサ12および補助コンデンサ16の後流側にはラジエータが設定されるもので、冷却水温が上昇して前記電磁弁2321が開弁されたとき、冷媒の放熱作用を行わなくなった補助コンデンサ16を通過した空気によって冷却水が効果的に冷却されるようにしている。
請求項(抜粋):
車両の空気取入れ口部に設置されたラジエータの上流側に設置され、コンプレッサで圧縮された冷媒が供給される主コンデンサと、この主コンデンサと並べて設置された、この主コンデンサよりも小型に構成された補助コンデンサと、前記コンプレッサで圧縮された冷媒を前記主コンデンサを介して前記補助コンデンサに循環させ前記コンプレッサに帰還させる第1の冷媒通路、あるいは前記補助コンデンサをパイパスして前記コンプレッサに帰還させる第2の冷媒通路の一方を選択する冷媒通路切替え手段とを具備し、前記冷媒通路切替え手段は、前記ラジエータの水温の上昇時に第2の冷媒通路を切替え設定するようにしたことを特徴とする自動車用空調装置。

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