特許
J-GLOBAL ID:200903051487593639

線材の連続潤滑被膜処理方法及び連続伸線装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-155571
公開番号(公開出願番号):特開平5-317954
出願日: 1992年05月22日
公開日(公表日): 1993年12月03日
要約:
【要約】【目的】 連続伸線に当たって、長さのコンパクトな装置構成を実現し、水処理やスラッジ処理を必要とせず、浸リンの問題も発生させないこと。【構成】 サプライスタンド1 と巻き取り装置3 との間に、矯正機11,ショットブラスト13,高周波加熱装置15,水溶性無機塩の水溶液を保温状態で収納した無機塩付着槽17,線材立ち上げ装置19,ブロアー21,熱風吹付パイプ23及びダイスボックス付伸線ダイス装置25とが設けられた連続伸線装置を用いて、SUJ2鋼はKB5O84H2Oにより、SUS440C鋼はKHSi2O5により潤滑被膜を形成して伸線したところ良好な潤滑性能を発揮した。SCM435鋼にKB5O84H2O+Na2B4O710H2Oにより、SUSXM7固溶化熱処材にK2SO4により潤滑被膜処理を施してソケットボルトを鍛造したところ、良好な潤滑性能を示した。脱スケールでは、線材表面粗さをRz≦20μmに制限した。
請求項(抜粋):
線材供給装置より線材を繰り出しつつ矯正し、その後線材表面の脱スケールを行ってから、線材表面に潤滑被膜を形成する線材の連続潤滑被膜処理方法において、前記脱スケールを、メカニカル脱スケール又は皮削りにて、脱スケール後の線材表面の十点平均粗さ(Rz)が20μmを超えないように実施し、前記潤滑被膜の形成を、水溶性無機塩を主成分とする水溶液を線材表面に流しかけるか、あるいは該水溶液に線材を浸漬した後に、線材表面に付着した前記水溶液を乾燥させることにより実施することを特徴とする線材の連続潤滑被膜処理方法。
IPC (5件):
B21C 9/00 ,  B21C 43/04 ,  B24C 1/00 ,  C10M103/06 ,  C10N 40:24

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