特許
J-GLOBAL ID:200903051490583687

光ファイバ温度計

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-033938
公開番号(公開出願番号):特開平6-229843
出願日: 1993年02月01日
公開日(公表日): 1994年08月19日
要約:
【要約】【目的】 温度センサからの光信号を複数の光学素子より成る光電変換モジュールによって処理する光ファイバ温度計において、環境温度の変化にも関わらず安定した温度計出力が得られるようにする。【構成】 蛍光物質1からの温度情報を有する光信号を、グラインレンズ5、光学干渉フィルタ6、8、ガラスブロック7、受光素子9、11よりなる光電変換モジュール13で電気信号に変換し、演算回路18で温度信号を得る。光電変換モジュール13は恒温化するために感温センサ14、ヒータ15を埋め込み一体化する。さらに光電変換モジュール13の外に感温センサ17を置き、環境温度を検出し、その検出値を温度制御回路16に送ることにより光電変換モジュール13の温度を制御し、環境温度に関わらず安定した温度計出力を得る。
請求項(抜粋):
光ルミネセンス効果を利用した蛍光物質の一面に光ファイバを取り付けた温度センサと、上記蛍光物質を励起する波長の光源と、上記光源からの光を反射させて上記温度センサに供給するとともに、上記温度センサからのルミネセンス光を透過させる光学系、上記温度センサからのルミネセンス光に対して波長領域で透過率に波長依存性をもった光学干渉フィルタ、この光学干渉フィルタを透過した光を受光する受光素子、および上記光学干渉フィルタを反射した光を受光する別の受光素子を一体化した光電変換モジュールと、上記2つの受光素子の出力の比を求める演算回路と、上記光電変換モジュール内の温度と上記光電変換モジュール外の温度を検出し、それぞれの検出値により環境温度に関わらず上記演算回路の出力を安定にするように上記光電変換モジュールの温度を制御する温度制御系と、を備える光ファイバ温度計。
IPC (2件):
G01K 11/12 ,  G01K 11/20
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭56-065718
  • 特開平2-035981

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