特許
J-GLOBAL ID:200903051499593812

耐摩耗性、耐焼付き性に優れたコンプレッサ用摺動部材およびそのガス浸硫窒化処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-386063
公開番号(公開出願番号):特開2002-005017
出願日: 2000年12月19日
公開日(公表日): 2002年01月09日
要約:
【要約】【課題】 耐摩耗性、耐焼付き性に優れるコンプレッサ用摺動部材およびそのガス浸硫窒化処理方法を提供する。【解決手段】 摺動面に浸硫窒化層を有す鋼性摺動部材であって、Cokα線を線源に用いた前記浸硫窒化面のX線回折で、回折角(2θ)47.0〜49.0度の範囲に現れる最も高い回折ピークの回折強度aと、回折角(2θ)61.0〜63.0度の範囲に現れる最も高い回折ピークの回折強度bとの間で、0.05<b/a<1.50を満足し、かつ前記浸硫窒化層の最表層には、S、NおよびFeを主体に構成される化合物層を形成し、該化合物層中のSとNの質量濃度比が1<S/N<10を満足することを特徴とする耐摩耗性、耐焼付き性に優れたコンプレッサ用摺動部材であり、上記浸硫窒化層の最表層に形成された、S、NおよびFeを主体に構成される化合物層は、0.5〜10μmの厚みであることが好ましい。
請求項(抜粋):
摺動面に浸硫窒化層を有す鋼製摺動部材であって、Cokα線を線源に用いた前記浸硫窒化面のX線回折で、回折角(2θ)47.0〜49.0度の範囲に現れる最も高い回折ピークの回折強度aと、回折角(2θ)61.0〜63.0度の範囲に現れる最も高い回折ピークの回折強度bとの間で、0.05<b/a<1.50を満足し、かつ前記浸硫窒化層の最表層には、S、NおよびFeを主体に構成される化合物層を形成し、該化合物層中のSとNの質量濃度比が1<S/N<10を満足することを特徴とする耐摩耗性、耐焼付き性に優れたコンプレッサ用摺動部材。
IPC (3件):
F04B 39/00 ,  C23C 8/28 ,  F04C 29/00
FI (3件):
F04B 39/00 A ,  C23C 8/28 ,  F04C 29/00 U
Fターム (12件):
3H003AA01 ,  3H003AC01 ,  3H003AD00 ,  3H029AA01 ,  3H029AB03 ,  3H029BB44 ,  3H029BB50 ,  3H029CC01 ,  3H029CC03 ,  3H029CC05 ,  3H029CC12 ,  3H029CC17

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