特許
J-GLOBAL ID:200903051501489947

金属組織測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢葺 知之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-099825
公開番号(公開出願番号):特開平6-308100
出願日: 1993年04月26日
公開日(公表日): 1994年11月04日
要約:
【要約】【目的】本発明は、金属材料の機械的材料特性を評価するために金属材料の結晶粒径の最大径と最小径の比、すなわちアスペクト比を測定することを目的に、超音波の表面波を利用して非破壊で該アスペクト比を容易に測定する手段を提供する。【構成】圧延方向とそれに直交する方向において結晶粒径が異なる金属組織を示す圧延板表面において、ある方向とそれに直交する方向との間の角度で、超音波表面波の伝播方向を変化させた時の検出表面波の振幅の相対変化を測定し、その振幅の最大値と最小値の比を計算し、予め求めた振幅比とアスプクト比との関係図に計算値を当てはめて被検体の結晶粒径のアスペクト比を測定する方法。
請求項(抜粋):
金属材料表面において、対向させた表面波探触子を対向の中心を回転軸として回転させて超音波表面波の伝播方向を変化させた時の伝播振幅を測定し、その振幅の最大値と最小値の比を計算し、該計算値を、既知の結晶粒径で求めた結晶粒径の最大長さと最小長さの比と表面波の振幅最大値と最小値の比との関係線図に当てはめることにより、前記金属材料の結晶粒径の最大長さと最小長さの比を求めることを特徴とする金属組織測定方法。

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