特許
J-GLOBAL ID:200903051501991189

有限要素法による制御プログラムおよび記憶媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 大塚 康徳 ,  高柳 司郎 ,  大塚 康弘 ,  木村 秀二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-078328
公開番号(公開出願番号):特開2005-267214
出願日: 2004年03月18日
公開日(公表日): 2005年09月29日
要約:
【課題】 従属的節点を有する構造格子に対する有限要素法解析を行うにあたり、基底の台に包含関係が存在する場合において、加法的多重レベル法を利用しても、精度よく、簡便に、かつ高速に解析処理することが可能な情報処理技術を提供することを目的とする。【解決手段】 有限要素法によるプログラム処理をコンピュータによって実現させるための制御プログラムであって、力学的自由度によって張られる空間をW、独立節点と従属的節点を1次独立基底として張られる空間をVとして、VへのWの埋め込み矩形行列をSとすると、Vにおける共役勾配法の前処理因子AをStASに置き換えることを特徴とする制御プログラム。【選択図】 図12
請求項(抜粋):
有限要素法によるプログラム処理をコンピュータによって実現させるための制御プログラムであって、 通常節点に張り付いた基底関数を基底とするベクトル空間をW、該通常節点に張り付いた基底関数と従属的節点に張り付いた基底関数とを一次独立な基底とするベクトル空間をV、従属的節点に張り付いた基底関数を通常節点に張り付いた基底関数によって表現することで得られるWとベクトル空間として同型な前記ベクトル空間Vの部分ベクトル空間をV’、前記ベクトル空間Wの前記部分ベクトル空間V’への矩形型の変換行列をS、前記ベクトル空間Vから前記ベクトル空間V’への変換行列として与えられる行列Aとし、前記部分ベクトル空間V’のベクトルbが、 Au=b を満たすベクトルuを共役勾配法により求める場合において、 前記部分ベクトル空間V’を前記ベクトル空間Vの部分空間とみなす工程と、 前記ベクトル空間V上の共役勾配法において、前記変換行列Sの転置行列Stに対して、初期値をS(W)からとる工程と、 前記行列AをStASに置き換える工程と を備えることを特徴とする制御プログラム。
IPC (1件):
G06F17/50
FI (1件):
G06F17/50 612H
Fターム (1件):
5B046JA07
引用特許:
出願人引用 (1件)

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